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正孝は葵のいる部屋に入ると、出来るだけ平静を装い葵に話かける。
そんな正孝に葵は不自然さを感じた。
「葵、お前に言っておく事があるんだ。二週間後…二週間後お前を宇月という男に引き渡す。」
正孝は一瞬ためらったが言いきった。
葵は状況がうまく掴めていなかった。
「ど、どういう事だよ。宇月って?引き渡す?…意味わかんない。俺、俺っ…「おちつけ…」
正孝の声が動揺を隠せない葵の言葉を遮る。
「葵は俺の言う通りにしていればいいんだ。葵に拒否権は無いし決定権も無い。わかったね?…」
「わかんな、いよ…俺…引き渡しってなんで…何の意味があるんだよ!…やだ、よ…俺…いやだよっ…」
「何の意味があるんだよって言われてもなぁ……」
正孝は天音の事を言おうか迷ったが言わない事にした。
「葵は知らなくてもいい事だよ。そんな事より、あんまり怯えてると犯したくなる…」
「そんな事って…んっ?…ふぅ、ぅっ」
葵は反論しようとした口を正孝の口
に塞がれる。
長く激しいキスに体の力が抜けていき、意識が遠くなる。
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