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アスティンの少しの違和感
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・・しっかし
「地下ねぇ。あそこそろそろ片づけるかな。今じゃ殆どあそこにゃ用事無いしな。こんなの出てくるんだし今だと面白いの出てきそうだ」
「アナベルさん。微かですがあの地下に違和感があるのですが何か心あたりありませんか?」
ん?地下に違和感?
あそこになんか変なモンあったかな。
あー俺の昔の材料がちょこっと残ってるかな。
当時は結構色々なの使ってたし。
今じゃ考えられない物体使用してたしなー。
とりあえず多めのゴミ袋と必要なものを入れる箱を持って地下に行った。
地下に下りて物置の片付けを始める。
手前はアスティンが新聞紙などの置場にしているため掃除は必要ない。
だが奥の方に何だかわからないものの山がごちゃごちゃに置かれている。
地下のために当然換気施設なんてないから空気も濁っている
(違和感感じるよなーこれじゃあ、もう何世紀も片づけてないし。最後にここ片付けたのいつだっけ・・旦那様がまだ存命中に一回大掃除したっきりだな)
そう思いつつ手前から掃除していく。
いやー出て来るわ出て来るわ色々なものが
当時の処方メモらしきものとか、何だかわからん根っことか
懐かしいなーこの処方・・何だっけコレ咳止めだっけか?
この時は東洋医学取り入れてみたんだっけ
この箱は?
端っこで埃をかなり被っていた箱を開けてみると一枚の紙
それを引っ張り出してみて時代の流れを改めて感じた。
当時買い物か何かでよその土地に行った時に貰って来たんだろうか。
まだ幼い坊ちゃんの手配書だった。
この時代で当時80だっけか。
手書きだからか多少似てない部分もあるが結構出来が良い。
入っていた箱ごと持ってきた箱に入れた。
これは大事にせんと。
何せ坊ちゃんの幼いころを映すものは廊下の絵しかない。
後で複製とっておこう。
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