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海
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行ったこととのない海に連れてきてくれた。
有名らしく
そこには人、人ばっかりだったけど
でも 楽しそう!
車から水着姿で歩いてきたから
慣れたけど
人見てるだけで楽しい!だって
いろんな人がいるんだもん 笑
でも絶対はぐれたら迷子になるな。
海に入ったり
2人で過ごす夏は最高なひと夏だった。
聖にあったあの頃
今 こんなに素直に笑うことができるなんておもってもなかった。
聖からたくさん
この数ヶ月で教えてもらえた。
あなたに
出会えて良かったって言葉を聞いたりするけれど
本当にその通りだとおもう。
砂浜は思った以上に熱くて
飛び跳ねながら歩いた。
昼も過ぎて
だんだんと人が少なくなってきた。
「帰ろっか!」
「うん。」
砂浜で撮った写真は
2人の笑顔の写真が撮れた。
体調も疲れたのか少しだるかった。
でも
この夏一番の思い出が出来て
今日ここに来れたこと
ほんとによかったって心からそうおもう。
帰りの車から見える
2人で今まで居た海がだんだんと遠くなる。
「また 来ようね?」
「ぅん! 楽しかった!」
「そだねー! 優も凄く楽しかった!」
まだ本調子じゃなかったのかな。
一気に身体が重だるい。
背もたれにもたれて
遠くなる海を見つめてると
「どした?」
「笑 疲れた!」
寝ていいよ!って言われてしばらく景色を眺めてたけどいつの間にか寝てしまったみたい。
ごめんね。
聖。寝ちゃった罪悪感。
起きたあたしに聖が
大丈夫か?
って聞いてきた。
大丈夫だょ!って答えると
片方の手であたしを引き寄せて
優しく包んでくれた。
その 聖の腕がほんとに温かかった。
このまんまずっと続いて欲しいと思った。
聖の側にずっと居られるように
婚約してからも
これから結婚して
おじいちゃん おばあちゃんになるまで
一緒にいようって
聖の隣にずっといようと心からそうおもった。
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