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プロローグ
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これは何気ない日になるはずだった、俺のある日の放課後の話
……また明日ー……バイバイ!………部活ダルっ………ギャハハハハ……………………………………………
ガタッ スタスタスタ
「あ、おいまさ!」
スタスタスタ
「まーさ!まさってば!」
俺は親友の呼ぶ声が聞こえ、振り向いた。
「ん?なに。なんか言った?ゆう?」
「何じゃねーよっ!今日もあそこか?」
あそこ?ああ…
「ああ、まあな。」
「今日も待っててくれんのか、ごめんな?」
「別に。本、好きだからへーき。」
「ありがとっ」
「じゃ。」
スタスタスタ…
本田正也(ほんだ まさや)高2の日課は部活をする親友、橋下結生(はしもと ゆう)を待つために放課後、図書室に行くこと。
幼い頃から本が好きだった俺にとってそれはそれほど苦痛ではなかった。
そんな俺の日常は、この日を堺に崩れ去る事になる。
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