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始まりの日 16※
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「うん。俺は…大丈夫だから…帰ろう…ゆう。」
身体を突き抜ける快感に耐えながら、俺は立ち上がり、そう言った。
俺のモノは勃ってしまっているため、鞄でさり気なく股間を隠す。
そのうち萎えるだろう…。
「あ、大丈夫そう?じゃ、帰ろっか。じゃあ…えと…」
「愁でいいよ。じゃあ、またね。」
「ああ、愁!またな。」
まんまとあいつの表の顔に騙されているゆうを見て裏の顔をばらしてやろうと思ったが、何されるか分からないし、今の俺の状況をゆうに知られるのだけは絶対に嫌だった。
ブブブブッブルッ
体の中から聞こえてくる快感を与えるものの動きを意識的に聞こえないようにして、不自然にならないように足を動かして歩いた…と俺は思う。
実際、ゆうには何も言われなかったし、うまく誤魔化すことが出来ていたんだろう。
とにかく俺はゆうに知られないかハラハラして、さっさと家に帰りたい一心で足を早く動かした。
道の途中で何度か足がもつれ、転びそうになったが、なんとか誤魔化してゆうの家と俺の家の分かれ道までなんとか辿り着き、ゆうと俺は別れた。
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