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お出かけSPOTは…(倒し)
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裏口からってのはチト遠いんだよなぁ、
あいつ、無事かな。
店長の居るコンビニを出て表への裏道を走り抜けると、裏道の更に裏道の角張ったとこに奴らが居た。
そいつらは、俺が出てくるのを待ってるのか、一歩も動かない。
「……?」
連中らの更に後方に居た俺は、相手が誰だが分からなかった。
その相手とは、
連中よりややチッこくて弱そうな餓鬼。
遠目からは認識出来ないが、同じ制服を着てるような気がした。
そいつは遠慮無しに連中らを倒して行く。
殴ったり、蹴ったり。頭突いたり。
ヤることはメチャクチャでも、確実に倒して行く。
「わざわざ出向かなくてもよかったな。」
俺は出たコンビニの裏口から店に入り、何事も無かったかのように渡瀬に声をかけた。
「お待た…せ…… は?」
何かこいつ、
乱れてねぇか?
「な、連中に何かされたのか?」
気になったから聞いてみた。
「 ちょっとね。
僕をジッと見る視線に気分を外したのでちょちょいと………ヤっちゃいました。」
てへっ。と、少し照れたように爆弾発言をした。
ヤっちゃいました。って…
「さっきのチビってお前か。」
チビの単語で、見上げてくる渡瀬。
「まぁね。
僕、言ったでしょ? 解ってるって。
大丈夫だから。って 」
確かに言ってたな。
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