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アー君関係の仲間たち。
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「ラル?お腹空いたよぉ。」
渡瀬家の家の中。
アー君が池田君を連れて帰って来て、池田君と、俺ら双子の自己紹介を互いに済ましたところで、ラルがアー君のテニス部の先輩……
榊原さんと揉めながら家に上がってきた。
家の中は、お互い初対面な人がいたり、俺の苦手とする榊原さんが居たりする。
だからずっとラルに引っ付いて食事の支度をしてるんだけど、
やっぱりラルに引っ付いてても榊原さんは話しかけてくる。
池田君はリビングのソファで、俺ら双子を物珍しそうに見てくるし、
テレビ点いてるんだからそっち見ればいいのに。
アー君は早速寝に入ろうとしてるし、
榊原さんをどうにかしてよ~。泣…
「ミヤっ、そんなくっつくなって。
それと、あんたは一々ミヤに構うな!」
「んな事言うなって。可愛いものは好きなんだ。 愛でさせろ、お前ら双子は正直苦手だが、可愛いんだ。構ってくれてもいーだろ。」
え、え?
可愛いって、俺が?
「ひぅ。」
榊原さんは大きな手を上から伸ばして俺の頭を撫でた。
他人に撫でられるのはやなの?。
パシンッ
「ちょっと、ミヤに触るな!!」
「おっと、さっきと言いラルは人を叩くのが好きなのか?」
「あんたがキメェからだろっ。」
「うぅ… ふぇ…ラルが怖いよぉ~。゚(。pдq。)゚。」
「Σ?(??? )))) あ、ごめんな;; な? 怒鳴ったりして; 怖かったよな。汗汗」
「……ラルト。」
「ひゃいっ!」
アー君目覚めちゃった? 声低いけど、煩かったのかな。
「泣かすなよ? あと、龍也、ミヤに構うな。」
『は、はい…(´-ω-`) ショボーン』
「アー君お越してごめんね。」
「ふっ。 いぃよ。ミヤはそんな簡単に泣くな。兄ちゃんも悲しむぞぉ。」
「…ん、も、泣き止んだからアー君。
悲しまないで。」
「はいはい。」
アー君だぁい好き?
無意識にアー君を抱きしめると、またクスクスと笑い出す。そんで、頭を撫でてくれる。
「兄弟仲良いな。」
「でしょ~。池田君は空気とかしてたよね。やっと喋れたんだね。」
「クスッ…
そぅだな。
で、ここで一晩留てもらっても良いのか?」
『どぅぞ。ご自由に。』
アー君とラル息ピッタリ。
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