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賢人とラルト。【寝室】
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アルトとミヤと別れて寝室に入ってきた俺ら、アルトの友達…らしい奴、池田賢人って言ったか。
池田賢人は俺のベッドへ何の迷いよなく寝に入る。信じらんねぇ…
ちっさい事でも、文句は言ってやろうと池田賢人に近づく。
声を発しようと口を少し開いたとき、手が俺の腕に伸びてきた。
「…ラルト、 」
「うぶっ」
池田賢人は名を読んだと共に其の儘腕を引っ張る、
俺は力に、勢いに負けて顔面を奴の胸板にぶつけた。
「大丈夫か? 」
んなわけねぇだろ。いてぇわ。
ココロに思いながらも、顔面を両手で覆う。
奴は何してるかって?
見えねぇよっ。
「寝たか」
「あ?」
覆ってた手をズラして見てみた。
ら、
「寝言? フッ」
こいつの笑い方すんげぇ勘にくるんだけど?
兄貴も良くこんなのと釣るんでられるよな。
「寝言じゃねぇよ。シンでもないから、」
「そうか。」
うわ、ムカつく面
こいつ、楽しんでね?
「こんなんなら無理にでもミヤと寝ればよかった。」
こんなボヤキを聴いてるのか、聴いてないのか背を向けて布団に潜ってる池田賢人。
自由すぎる。
人様の部屋何だから遠慮しやがれってんだっ。
こいつってば、ベッドの半分は占領てんの。俺ベッドから落ちそうなんですけど ?
「もっと奥行ってくんない? 落ちそうなんだけど…」
ちょい偉そうに言ってみる。
すると、池田賢人は俺の方に寝返って抱きしめてきた。
ちょ、
「落ちそうなんだろ?」
~…ムカつく。
ラルトは嫌々ながら、抱きしめられて寝たのだった。
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