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可愛いは罪。2
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体冷えてたみたい、
石鹸を泡だてて洗うたびに浴びる湯があったかくて鳥肌が立った。
「湯に浸かろっかな~ 」
湯船にお湯をためてる間に頭を洗ってると、脱衣所で何かが落ちる音がして、その音に肩を跳ねらせる。
ビックリした~
「慎、何してんの~」
確認に話しかけてみるけど返答が無くシーンとしてる。
??
気になって脱衣所を覗いてみる。
落ちたと言うより、慎が服のズボンに足を引っ掛けて転んでいた。
笑っていいものか迷うところ…
取り敢えず立たせよう。
「派手な音したけど大丈夫?」
うつむせになってるのを仰向けにひっくり返してやると、見事におデコが赤くなっていた。
「 いたそ 」
気失ってるっぽいし、足に引っ掛けてたズボンを履かせて裸のままの僕は共同リビングへと慎介を運んだ。
慎はホントどうしょうもないくらい可愛いな。
バカだけど、
「お湯浸かるの面倒くさくなったなぁ~」
湯を張ったの勿体無いけど、洗濯に使うか。
家事が苦手な僕は洗濯の仕方なんて知らない。 でも、必要な物は用意できるから湯船のお湯は抜かないで置く。
ずっと家事全般ラルがやってくれるから手付けたことないなぁ。
ミヤがたまにお手伝いしてるとこ見てるけど、やる気が起きない。
ま、いつか出来るでしょ、
お風呂の電気を消して扉を閉めて上がる。
さっぱりしたのかな…
ベッドに潜りたい…
あ、その前に慎、運ばないと…
分かってても眠気が急に来るもんだから思考回らずボーとする。
欠伸を一つかましながら慎を抱き上げ、ベッドに降ろして僕もそのまま寝た。
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