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擬人化文房具 4
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ここ数日…。
いろいろなことがありすぎて頭が痛い
「はぁ…」
そういえば、少しめまいもする気がする
疲れとストレスが影響したのか熱っぽい。
家に帰ると、俺はベットにフラフラと倒れ込んだ
俺の部屋には既に呑気に鼻歌を歌いながらテレビゲームに夢中になってる変態がいた
「だっりぃ…」
手の甲をおでこに乗せ仰向けの状態で天井をぼんやりと見つめた
「…大丈夫?」
不意にかけられたテレビから聞こえる銃声の中かき消されそうなか細い声に振り向こうとしたがそんな気力はもうなかった
俺の中でのライフゲージは0に近かったからだ
目だけを動かし声の方に問いた
「あぁ…その声は白風か?」
「うん…」
「具合悪いの??」
「ちょっとクラクラするだけだよ」
ははっと笑って見せたが、正直話しているのもつらい
「そう…」
もともと弱々しい青色の瞳がさらに寂しげになったような気がした
(まいったな…そんな顔するなよ…)
俺はこういう小動物系のものが苦手なのだ
だって…だって…小動物とか可愛すぎだろ!?反則的に可愛い目とかもふもふ具合とか…
小動物は一種の殺人鬼だとしか思えない
「そ、そこまで酷くないからさっ」
決死のフォローだ
「ならいいんだけど…あ、メガネ外した方がいいんじゃない?」
ほんとだ…結構気が利くんだな…
まぁ仮にも文房具に看病されるなんて不本意ではあるが
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