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擬人化文房具7
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「ふぅ‥」
一緒に入ろうとした変態を突き飛ばし、なんとか風呂を済ませた
お風呂に入ると気分もさっぱりして少しだが具合も良くなった気がする
二階に上がろうとすると上から白風が下りてきた
「いい湯加減だったよ、ありがとう」
「‥別に」
耳まで真っ赤にして照れる姿はまさに天使だ
「で、どーした?下に何か用か?」
「あ‥何か晩ご飯でも作ろうかと思って‥」
どこまで面倒見がいいのか、この男(文房具)は
「キッチン使ってもいい?」
「どーぞ〜」
よかった、とふんわり笑う
そしてルンルンでキッチンへ行った
ドアノブに手をかけ、髪の毛をタオルでゴシゴシと拭きながら開けると
「お、風呂どーだった?」
「‥よかったよ」
バリバリくつろいでいる変態は俺の顔を覗き込みながら尋ねてきた
「そーか、そーか‥っておい‼︎髪の毛ビショビショじやねーか!」
こっちへ来い、と手招きされる
面倒だと思いながらも従い、変態の前に体育座りした
すると、いきなり俺の髪をわしっと掴み優しくタオルで拭き始めた
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