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俺の乳首開発 3
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キィー…
「……なんか電話の人にびっくりされたんだけど…」
なんで?と不思議そうに見下ろしてくる
(知らんがな…)
電話の向こうは担任の先生だろうが何故驚いたのかは謎である
「……ご飯作ってくる…黒手伝って」
「俺かよぉ〜しょーがねぇな」
白風に連れられ嫌々キッチンに連行される変態に良心が存在するのかちょっと疑う
(よかった…今あいつと2人っきりにされても気まずいだけだし)
ふぅ…と力ないため息を漏らす
静かな一人の時間を楽しめたのもつかの間
ピコンピコン
まさかのLINE攻撃だ
「…っだれだよ」
頭にヘラヘラにやけている幼馴染みの顔が浮かぶ
(どうせアイツだろ…)
通知を見て脱力する
『大丈夫!?風邪?風邪?』
『学校終わったらすぐ飛んでいくから待ってろよ!!』
そして怒涛のスタ爆攻撃だ
LINEの通知の音に苛立ちをおぼえはじめる
『気遣いは嬉しいが来なくていい』
突き放すような返信をするが幼馴染みはめげる事を知らない
『そんな事言って実は寂しいんだろ!?大丈夫、俺が看病してやるからな!!』
ポジティブなのかバカなのか
『いや、遠慮しとく』
『先生がなんかすごい苦い顔してたんだぜ?それほど具合が悪いってことだろ?』
(先生が…苦い顔??)
なにかさっきの電話と関係があるのだろうか
『寝てればすぐ治るし、そこまで酷くないから大丈夫』
『だめだ、学校終わりにすぐ向かうから覚悟しとけ』
言い出したら止まらない奴だ
こいつの性格はよく理解しているつもりだからいつも俺から折れる
『…わかったから授業ちゃんと受けろ』
『おけおけ!』
調子のイイヤツだ…俺が甘やかしすぎなのか?
ガッシャーン ガラガラ
一段落したかと思うと下から鍋やらなんやらの器具の崩れ落ちる音がする
それと共に「あちぃいいーーー!!」変態の悲鳴が聞こえてくる
…そんな難しいことはしてないはずなのに、まるで泥棒が入ってきたかのような騒ぎ具合である
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