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後悔した夏の日13
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奴のモノが、また容赦なく入ってくる。
2度めの蹂躙を受けているというのに、未だ動かないこの身体。
ただの酒で、どうしてここまで動かなくなるのだろうか。
「うぁっ…!ああ゛!!」
酔いと、恐怖と、痛みとショックのせいか、身体が大きく震える。
思うように動かない手足で必死に跳ね除けようとするが、奴の腕はオナホを持って容赦なく俺の股間に降りてくる。
「ぅああ゛っ…!!ぅぁぁあああ!!!」
「あははは!!かわいいかわいいよ聖!凄い!凄いよ!!」
「うぐぅ…ぅぅ……」
せめて、無様な喘ぎ声だけはあげないように、そう思うのに…
「んぎぃっ…」
たっぷりと慣らされていた後肛が、先程とは違う感覚を示し出している。
気持ちいいだなんて有り得ないはずだ。
ここは排泄器官であって、挿入する所ではないのだ。
「ぅう゛っっ……」
男の腰の動き早い。
揺すぶられる度に涙が溢れる。
グチュンと、濡れそぼった音が下肢から漏れた。
「やめっ…ぐぁっ!」
オナホールをゆっくり上下され、ダイレクトで快楽が脳内を貫いていく。
クソっ!負けるかっ!
下唇を噛み締め、必死に声を堪える。
「ほらぁ、前は自分でシコシコしてごらんよ?オナニー大好きだろ?」
言うなぁぁああ!!マジムカつく!ぜってぇ従わねぇ!!
「ふぁっ…!!ぁあ゛いやだっ…!!」
必死に言葉を絞り出し、否定の言葉を紡ぐ。
「ああ!!かわいい!俺にして欲しいんだね?!なんてかわいいんだ!愛してるよ!!」
違う違う違う違う違う!!!
「ひぃぃいっっうんぁぁあああ!!!」
奴がオナホールをガシガシ動かす…
前と後ろ同時とかたまったものじゃない…
「あああ!!凄い!中が吸い付いてくるよ!!聖が俺を大好きって言ってる!!」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!
「ぅんぁあっ…!やめぇ…ひぃぁ!」
「俺も、俺も好きだよ聖!大好きだっ!壊してしまいたい!!」
あああああ!!いやだぁあああ!!
キモい、こんなキモいのに、無理やり……!!
「だっ…もっ…」
「ああ!!もうイっちゃうんだね?!俺にされて、我慢ができないんだね?!」
イヤだ!本当イヤだ!こんな奴にイカされるの、本当に嫌なんだ!!
「ほら、イク時は可愛く「イク」って言ってごらん?」
「ひぃうんっ!!ぁああ゛あ゛!!」
手、もう動かさないでっ……
助けて、誰か…
「俺の名前呼びながら、「イク」って、ほら!!」
「ひぎぃっっ!!いやだ……ぁああ!!」
「ははは!わかったよ!一緒にイこう!一緒に!聖!!」
動き…はやいっ…キツイっ…後ろもっ…前もっ!!
こんなに動かしたら…俺っ…っ
「ぅぅっ……………!!!!」
「……………っ」
それは、今までに、感じたことのない程の凄まじい感覚だった。
痺れる程の快楽の中、俺は射精した。
屈辱と快楽が入り乱れる。
「……………………くっ…そ」
ゾクゾクと体が震える。
悔しいけど、人生において一番感じてしまったかもしれない。
酔いも相まってか、脳が痺れるような余韻に浸る。
負けた…
こんな変態野郎にイカされるなんて…
最悪だ…
「ぅぅ…」
ドクドクと中で奴も痙攣している…
また中に出されたのだとわかった。
本当…最悪…地獄に落ちろよクソ野郎…
ハァハァと息が切れる…必死に我慢していたせいで、脳に酸素が上手く回っていない。
涙が溢れる。
泣きたくなんてないのに。
俺の上に覆い被さっている男が、僕の前髪を撫でる。
「…………可愛い……」
ぁぁ…もう、本当勘弁してくれ…
「声も出ないほど気持ちよかったんだね?」
てめぇに聞かせたくなくて我慢したんだよっ!!
「……っ」
ゆっくりと外されていくオナホール…
僅かに先端に痛みを感じる。
無理矢理激しくされた名残りだろうか。
「ぅ……げぇ…」
「待っててね?」
「やめっ……ひぃぃい!!!!」
ああ、コイツ……ダメだ、もうダメだ…
俺から外したオナホール
それを凄い勢いでこの変態は舐め出した。
「………ゃ…」
直接舐められてる訳でもないのに、凄いゾクゾクする。なにこの嫌悪感。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…
「あああ…聖の…聖のミルク…今度は、直接飲みたいなぁ…」
イヤだマジでどうしたらいいんだ……
「もう、やめて…」
「なに言ってるの?まだまだこれからでしょう?いっぱい気持ち良くなろうね?」
狂ったような行為に、もう思考がついていけなかった。
マジで、本当に勘弁してくれ。
「ひっ…ぐぅ…」
「ああ!!!可愛い!!!泣いてるの?!なんて可愛いんだ!!」
どこから出したのか、パシャ、パシャとスマホの連射音が響く。
「やめ…っ…」
泣くな俺!!喜ばせるだけだ!
「撮…るなっ」
必死でカメラを手で遮るのに、男は撮るのをやめない。
「やめっ…ほんと、も…無理…」
撮られる恥ずかしさと絶望感が込み上げてくる。
「カメラ、やめて…」
「なに言ってるの…?聖と俺との、初めてのSEXなんだよ?」
泣いて懇願する俺に、悪魔のような微笑みで男が返す。
「ずっと色んな角度から撮ってるに決まってるじゃないか…」
ぅ……何?
「ぅ…ぁ……あぁぁ…」
部屋を見回す余裕なんてなかったから気付かなかった。
ただでさえ、俺の写真だらけで、直視するのも嫌になる部屋なのだ…
「今日は聖をここに迎えようと思って…聖の部屋に仕掛けておいたカメラも、全部こっちに移して置いたんだよ?」
何、言ってんだコイツ…?
「写真送りつけて、ストーカーみたいなことして怖がらせてごめんね?」
ストーカーみたいってなんだ?
お前ストーカーだろ?
もしかして、自覚ないのか?
「可愛かったぁ怖がる聖、カタカタ震えて、女の子みたいに…」
俺を抱きしめ口付けてくる奴に鳥肌が噴き出てくる。
「泣いちゃってさぁ…汗だってびっちょりで…」
ハァハァと耳元で囁かれる。
コイツが興奮すればするほど、俺の心は冷たくなってくる。
「あの時、聖を見ながら俺、勃起してたんだ…」
全然気づかなかった。
あんな優しそうに、心配してる風を装っていたのか…
「あの場で押し倒してメチャクチャにしてやりたかったけど…聖は午後授業があったでしょう?」
奴の手が俺の胸の突起に触れる。
「だから、我慢してあげたの」
弄ぶように、コリコリと弄られ、また気持ち悪さで涙が滲む。
そして、俺の後肛に入れられたままの奴自身が、徐々に硬さを取り戻してくる。
「俺は我慢してたんだよ?」
恩着せがましく再度言われても、感謝するわけがない。
「でもああでもしないと、恥ずかしがり屋の聖は、俺の部屋に来たいって言えないだろ?」
『引越ししたのは1週間前だし。挨拶は今日の夜にでもしようと思ってたんだけど』
初めて、写真が送られたのは1週間前…
そして今日、この写真を見つけて、コイツが夜訪ねてきたら……
「こ…の…グズ野郎……」
やっぱ狂ってる。
なんだコイツ!!
頭のネジ大量に吹っ飛んでる!!
「……………」
「……ひぃ!」
何?!
後ろに入れられたままのモノが、急に動かされる。
ってか、どうして急に怒り出した?!
「なんで、そんなこと言うの?」
乳首を強く抓られる。
「ぅ…っ!!」
さすがにこの状況で「グズ野郎」と呼ぶのはまずかったか…?
俺殺されるかもしれない…
「可愛いから許してあげるけど、可愛ければ何でも許されると思ったら、大間違いだからね?」
何だコイツ…マジ無理。本当無理。
「次そんなこと言ったら、いくら可愛くてもお仕置きだからね?」
いくら可愛くても?
こんなに可愛いと連呼されたことなんて今まで一度もない。
目も心も腐ってるんじゃないのか?
獰猛なヒグマが、テディベアに見えるのと同じ現象か?
そういいながらも、奴の手は俺の胸を撫で回す。
「言っておくけど、俺のお仕置きは容赦ないよ?」
その手か胸の突起を摘み、強く捻り上げる。
「いっ……!!」
「泣いて、許してって言ってもやめないから」
その言葉の意味を想像してしまい、嫌悪で思わず身を捩る。
「ふふっ…恥ずかしいの?それとも期待してる?」
気持ち悪い思考回路。
もうこれ以上余計なことは言わない方がいいだろう…
「……ごめ…なさ…」
消え入るような声で謝罪を口にする。
あまりの不条理さに、悔しさと悲しみが込み上がってくる。
「…やっぱり可愛いね…」
大人しくなった俺に満足したのか、奴が嬉しそうに微笑んだ。
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