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その執事、嫉妬3
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「ひっ・・・う///」
すでにシエルのそれから垂れた蜜で濡れている蕾に舌を挿し入れた。
「ん、はぁ・・・っ///」
グチュグチュと卑猥な音が鳴っていて、思わずそちらを見てしまった。すぐに後悔したが。
セバスチャンが。
セバスチャンがそこをじっと見つめながら舐めている。
恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
「坊っちゃん、痛かったら言ってくださいね。」
ヌルヌルとした感触がなくなると、指が入ってきた。
「慣らさないと、私のは入りませんから。」
ゆっくりと少しずつ入ってくる。
「どうですか?」
「ん・・・なんか変な感じ///」
セバスチャンの指は出たり入ったりを繰り返していたが、グリッと掻き回された瞬間。
「ひああぁっ!!」
ピュル、と軽くイッてしまった。
「ここですか?坊っちゃんのイイところ。」
執拗にそこばかりを攻め始めた。
「やっ!あっ、あっ、ソコ・・・だめえっ!!///」
「指、増やしますよ?」
色っぽい仕草で指を舐めて、それをシエルの中に入れる。
シエルが感じるポイントばかりついてくるので
「やっ、もぉ・・・イクッ!・・・イッちゃ・・・っ」
「シエルは少し感じすぎです。」
セバスチャンは苦笑いしてシエルの幼いそれの根元をギュッと握った。
「やああぁ!!」
イキたいのにイケない。
イク寸前の快感がずっと続いている状態で、目がチカチカする。
「これ、とってぇ・・・っ!!」
「まだ駄目ですよ。あんまりイキ過ぎると、あとで辛いですよ?」
嫌だ嫌だと涙を流して首を振るシエルに付けて、行為を進めていく。
「そろそろ大丈夫でしょうか・・・。挿れますよ、坊っちゃん。」
コクコクと頷くのを確認して、濡れそぼっているそこにあてがう。
グッ、と腰を進めると
「・・・っ!」
シエルが顔を歪めた。
やっぱりどんなに慣らしても、痛いだろう。
初めて男を受け入れるのだから。
それに、情けない話だが、いやらしく喘ぐ恋人の姿を見て、セバスチャンのそれも随分大きくなってしまった。
「痛いですか?シエル・・・。」
「大・・丈夫、だから・・っ、やめるな・・・っ」
「まだ何も・・・。」
「言わなくても、お前が考えていることくらい・・・分かる。」
だが、シエルはどう見ても痛みを我慢している。
このまま行為を無理に続けることに意味があるのか?
何のためにここまで我慢したのか。
この小さな恋人を傷つけたくなかったからではないのか?
自分の欲のためだけにシエルを抱いて傷付け、情事への恐怖心を植え込んだところで何の意味もない。
自分が本当にしたいのはただの性交ではなく、愛を紡ぐ行為なのだから。
冷静になって答えを出したセバスチャンは己のモノを抜こうとした。
だが、それはできなかった。
「うっ・・・あぁ!!」
「・・・ッ、シエル!」
シエルがセバスチャンの腰に両脚を巻きつけ、引き寄せたのだ。
ゆっくり腰を進めても痛がっていたのに、一気に全部入ってしまった。
挿し入れた自分が中の狭さと食いちぎられそうな締め付けで痛みを感じるくらいだ。
シエルは相当に痛いのだろう。
激痛で生理的な涙を流している。
「シエル・・・どうして・・っ。」
「お前1人でしてるんじゃないだろう?・・・2人でしてるんだから、勝手にやめるな・・////」
「ですが・・・。」
「あー、もうっ!ですがもへったくれもない!それに、僕は今幸せだ・・・////お前は違うのか?セバスチャン///」
「それは・・・勿論、幸せですよ。やっとこうして貴方とひとつになれたんですから。」
「それなら・・・今お前が僕に言うべき言葉はそんなことじゃないだろう?頑張った恋人に甘い言葉ぐらい言えないのか////」
無粋なヤツだな、と拗ねてはいるが、セバスチャンにはそれが照れ隠しだと分かっていた。
「シエル、心から愛しています。愛しているなんて言葉じゃ足りません。・・・痛みなんてすぐに忘れるくらいに愛して差し上げますよ。」
全身に口付けを受けながら愛を囁かれているこの瞬間が、本当に幸せだ。
怖いことを聞いた気もしたが。
セバスチャンは、痛みで萎えてしまったシエルのモノを優しく上下に扱いた。
徐々に身体の力が抜けてきたのを見計らってゆっくりと律動を始めた。
「は・・・ぅ、あんっ////」
最初は痛そうにしていたシエルも、痛みより快楽を拾い始めた。
律動の速度はゆっくりだが、きゅうきゅうと締め付けてくるソコに、セバスチャンの方が持っていかれそうだ。
(く・・・っ、まずいですね・・。)
シエルより先にイク訳にはいかない。
シエルのモノを扱く手に緩急をつけ、中もシエルのイイところを集中的に攻めた。
「やぁっ!そんなにしちゃ、らめぇっ///」
早漏か。と心のなかで自分にツッコミをいれながらも、シエルの乳首に吸い付いた。
3点も同時に攻められて、シエルも高みに登り詰めた。
「ああぁっ、も、出ちゃ・・っ、ふあぁ!!!」
甘い悲鳴と同時にセバスチャンとの腹の間でピュル、ピュクッと白濁を吐き出した。
「・・・っ!!」
絶頂時のキツい締め付けで限界だったセバスチャンもシエルの中から己を取りだし、シエルの腹に出した。
(危うく中に出してしまうところでした・・・。)
ホッと一息ついて、シエルを見れば。
気を失ってしまっていた。
これは、明日シエルに怒られるのは間違いないとセバスチャンは苦笑しながら後処理をし、シエルの隣で眠ったのだった。
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