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あなたから目が離せなくて
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( ※大学生/同棲設定です )
高校を卒業したのはもう数年前のこと。
大学に進学し高校時代から付き合っていた青峰と去年の春から同棲生活を始めている。
もちろん家事洗濯は俺の役割で青峰は特に何もしてない。
同棲を始める前からそれは分かっていたことだ。
「オイいい加減起きろアホ峰」
こうやって朝が弱い青峰を起こすのももう日課になってきている。
「あー‥‥後五分‥」
「無理」
「‥‥‥マジか」
わりと寝起きは良い方で事前に用意した朝食を「うまい、うまい」と口にして食べるのも日課みたいなものだ。
「てかさー今日の同窓会どうすんだ?」
「んぁ?‥‥行くぜお前も行くだろ?」
「いやいやいや俺中学違ぇし‥てか途中からアメリカ居たし」
「んなこと誰も気にしねぇーよ」
「そういうものなのか?同窓会て」
「そーそー」
明らか適当に言ってるのは分かっている。
けれど同窓会と云うものが初めてで行ってみたいという気持ちも少しはある。
全く知らない奴ばかりな訳でもない筈だ。
きっと青峰と中学が一緒だった黒子やキセキの世代だって来るに違いない。
「じゃあ行ってみようかな」
「おー決まりな」
なんて決断をしたのが後に後悔することになるなんてこの時は思ってもいなかった。
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