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「李人どうして君がここに?」
三上真も驚いた顔で固まってる
優も
っていうことはここに、来ないと思っていた相手ってこと?
「優と真がいなかったから、瑠偉と陣と恭介に聞いてきたんだ。ダメだよいくら2人が強いからって、油断してたら、基本は3人以上で行動って決めてたでしょ?」
「ごめんなさい....」
申し訳なさそうな優の頭を撫でるお兄ちゃん
「そんなに落ち込まないで?ごめんね優のことが心配でつい強くいっちゃったんだ」
なんで優にはそんなに優しいの
なんで
僕たちを捨てたの
「お兄ちゃん!なんでそいつなの!意味わかんない!僕みたいに可愛くもないし、血も繋がってないやつなのに!!どうして!!なんで!!」
「お前は優みたいに可愛くもないし、俺にとって血の繋がりなんてものは関係ない」
冷たい瞳でこちらを睨むお兄ちゃん
体が震えて動かない
なんて殺気なんだろう
怖い
動けない
「行こう優、真。そろそろ零さんが迎えに来る時間だろ?」
「あ!そぉだった!!零がきちゃうから早く帰ろぉ真!」
そう言って花が咲いたみたいに笑う優を見て
腹が立って
憎くて
憎くて
ユルセナカッタ
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