アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
動いた
-
真side
「動きましたね零さん。火龍は大きなダメージを受けている様子です。」
「あぁ、そうだな」
フッと口から柔らかい笑い声が聞こえた
機嫌がいいな
「炎がいいタイミングで優に心が動いたようで、あれがいた所で火龍は簡単に崩れるでしょうけど」
そう言うと急に機嫌を悪くした
「....気に食わないのは分かります。ですが、優は零さんにしか心はありませんよ」
「わかっいる」
わかっていても嫌、ってことだろう
「優が言っていましたよ。炎みたいに優柔不断で、中途半端な正義感を振りかざしてくる奴はそばにいるだけでムカつくから嫌いだそうです」
優は結構毒を吐く
猫を被っている時は言わないけど結構酷い
"女の子ってなんであんなに香水臭いんだろぉ?そばにいるだけで吐きそうにならない?"
"勝手な自分論で文句言ってくる奴って正しい事を言っている自分偉い、凄いって感じで自分に酔っててきらぁい"
"自分たちは注目されて当然って感じの奴、どれだけナルシストなんだろぉバカみたァい"
よく優が言っている言葉
「まぁ、ああいうタイプは1番優が嫌いなタイプだろ。仲間だった頃は個性で済む。が、1回離れれば、あれはただの自分に酔ったバカだからな」
弟にすら容赦のない零さん
まぁ、確かにあの弟はないな
あれと零さんが血が繋がっているってことだけでも驚きだ
短絡的で、馬鹿でナルシストな弟
どんな気持ちで兄弟をやってきたのか知らないが、苦労が多そうだ...
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
174 / 174