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火龍再会
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「あれ、なんで兄貴がここに、、、」
後ろで聞こえた声
振り向くとそこにいたのは
「炎 」
炎だった
「お久しぶりです〜、零さん、覚えていますかぁ?火龍の姫になった美緒デスぅ」
こいつが優を追い出した
「覚える気もない、俺には関係ない」
俺は冷たく殺気を込めて行ったのにこの女は
「えぇ〜、覚えてくださいよぉ、ねぇ?」
上目遣いで聞いて来る
はっきり言って吐き気がする
「どうでもいい」
俺はそうい颯と黒斗にメールした
『優が目を覚ましたら化粧させるように、火龍がいる』
そう連絡をし黙っていた
はずだったのだが急に炎が怒鳴った
「なんでそんなひでーこと言うんだよ!美緒は兄貴のこと好きなんだぞ!」
と怒鳴った
まさかのカミングアウト?
でもただのあいつの欲望だ
ブランド品が欲しいだけだ
「え、炎〜、なんで行っちゃうのぉ?ずぅっとぉかくしてたのにぃ!」
と言う
キモい
「炎それは言っちゃダメだろ」
「そーだよ炎!美緒ちゃん顔真っ赤になっちゃってるじゃん!」
「風、それはフォローになってない」
雷が正論を言うと風がフォローにならないことを言い修がすかさず突っ込む
「あ、のぉ、返事とりあえずきぃていいですかぁ?」
俺の目の前に来て自分の胸の谷間が見えるよう胸を主張する大勢になって聞いて来る
でも俺から見ればただただキモいようにしか見えない
「俺言ってなかったか「零ぃ〜?」
近くから俺の好きな声が聞こえた
振り向くと綺麗な薄紫の色で蝶と桜が描かれた着物を着化粧をした優がいた
よく見るとかすかに震えている
「誰だ、あいつ?」
炎が呟く
「アゲハ、おいで?」
俺がそう言うと少しびっくりしていたが自分のことだと気づいた優は小走りで俺の目の前まで来て抱きついてきた
(優、大丈夫なのか?)
俺は耳元でこそっと聞いた
すると
(零がいるから大丈夫)
そういった
「アゲハ、なんでここに?」
「目を覚ましたら零がいなくて、」
甘えたようにギュッと抱きつくてに力を入れた優
「あのぉ、、、」
すごい幸せな気分でいると気分の悪い声が聞こえた
「零さん、あのぉ、その子ぉだれですかぁ?」
「そうだよ兄貴そいつ誰だよ」
「「零さんその子だれ〜?」」
一気に聞き出すがきども
「さっきも言おうとしたが俺には恋人がいるんだよ、付き合うとか無理」
そう言うとクソ女は泣き出した
「ふ、フエ〜〜〜〜〜〜ン」
「はっ?兄貴?嘘だろっ?」
「そ、そーだよっ!美緒ちゃんきっと嘘だよ!」
「そーだぜ美緒!」
そう言ってがきどもは散々言った
「なんでそんなこと言うの?」
優が不思議そうに首を傾げた
「なんでってそんなことってあんた誰だよ」
マジかで見ても誰も気づかないくらいの完璧な化粧いったい誰が?
炎が聞いた
「私は巳城 アゲハです。零の恋人で許嫁です。始めまして、零の弟さん?」
上出来だ
そう思いながら頭を撫でてやると嬉しそうに笑った
「兄貴許嫁なんかいたのかよ、美緒に期待させといて」
「さっきから聞いていて思ったんですけど、何故零を悪者にするんですか?どう考えたって零は悪くないですよね?」
強気な優でも触れているからこそ分かる
震えている
怖がっていて顔いろが悪い
「なっ!兄貴以外に誰が悪いって言うんだよっ!」
俺の弟ながらバカだ
「そんなのいっぱいいるじゃないですか好きになったそこのえぇっと、、、美緒さんとそれに聞こうとしなかった貴方たち、どこにも零が悪いなんて言う根拠はないです」
「それに美緒さんだってさっきから泣いてるだけじゃなくて努力したりしようと思はないんですか?そんなに自分の容姿に自信でも?」
さっきからどんどん言葉がきつくなっていく優
「アゲハ、お前体調が悪かったんだろ?もう車に戻ろう」
「えっ、、、、、、、、うん」
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