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不安は幸せ
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「どうした?優」
「ぅ、ううん!なんでもなぁい」
「そっか」
そう言って笑ってくれる零
多分感づいてると思う
けど零はわかってくれてるから
僕が問い詰められるのが苦手ってこと
胸がギュッていたくなるこの幸せな怖い時間
でも、零がいるだけですぐ落ち着いちゃう
すごく矛盾してると思うけど
これが恋なんだって
これが好きっていうかんじょぉなんだって思うだけで
不安は幸せに変わる
多分零といる限りこの気持ちははれることなんてないと思う
幸せは不安と背中合わせだから
だから僕はただただ信じるんだ
零を
「零、」
「どうした?」
「大好き」
こう言うとすごく嬉しそうに笑ってくれる零
僕はね
そんな零のことが
だぁいすきだよ
だから
信じてる
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