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学園長に直談判をしに行ったはずだった
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俺たちは気になって学園長室に向かった
「なぁ、零さんがそうしてるだけとかじゃねぇの?」
「いや、違うかもしれねぇ、学園長も先代だし兄貴に従うことはないはずだ」
そんなこんなで俺たちは色々疑問を持ちながら学園長室に向かっていた
そして学園長室についたとき聞こえてきた声は
「もぉ!なんでみんなこんなに強いのぉ!一回も勝てないよ!」
優の声だった
「や、ゆ、ユー君の声...炎、怖いよぉ」
「大丈夫だ、俺たちがいる」
何で学園長室から優の声が?
そう思ったけど俺たちは学園長室に入ることを決めた
コンコン
「失礼します」
返事を聞かずにあ俺たちは普通に入った
そして見た光景は
紅月と学園長と優たちが...トランプをしていた
「学園長!何でそんな奴と!」
「入れと言ってないのに、なぜ入ってきた」
俺の疑問に答えることはなく低い声で俺たちに聞いてくる学園長
「そ、んなの!」
「剛さん、僕たち出て行ったほぉがいいかなぁ?」
言葉に割り込んだきたのは優の甘ったるい声
「いや、お前たちは出ていかなくていいから。遊んでな」
「はぁーい」
学園長に遊んでるように言われた優はまた紅月のやつらと遊びだした
それより剛さんって今?!
「学園長も知っているはずです、優が裏切り者だってことを、なのに何で!」
「俺は優を裏切り者だとは思えない。それでも後輩であるお前らを疑う気にもならないから、どちらにも公平にしているだろ?」
先代のこの人が優を疑っていない?
「それに、陣の友達を疑いたくないしな」
「陣?」
「陣はねぇ、僕のだぁいすきなぁ友達の1人だよぉ?」
「ありがと、優」
優の甘ったるい猫なで声に反応したのは優が座っている椅子の斜め前に座ってるやつ
綺麗な顔立ちっていうのは紅月のやつらの中ではは普通のようだ
「お前、一体」
「俺?俺の名前は桐生陣、よろしく、俺はする気はないけど」
めんどくさそうに自己紹介をする桐生陣
桐生?
「桐生ってまさか」
「せぇかーい!剛さんの息子なんだよぉ?陣は」
優が気持ち悪い笑みを俺に向けてニヤニヤ笑う
勝ち誇ったような顔で
「僕の友達はねぇ、みんなすごいんだよぉ?」
優は昔とは全く違う人間になっていた
いや
もしかしたら俺らに見せていたのは演技だったんだろう
コンコン
急に学園長室の扉が叩かれた
「入ります」
聞き覚えのある声
この声を聞いた瞬間優が驚いた顔をした
そして扉を開けて入ってっきたのは
って顔を見る前にそいつに抱きついたのは
優だった
それに気を取られて顔を見ていなかったけど
「零!どぉしたのっ!」
優の言葉でわかった
兄貴だ
「迎えにきた、優、用意しな?」
「うん!」
すごいスピードで学園長室を出て行った優
「零さん、何かあったんですか?」
「真か、いや何もない。ただ仕事が終わって暇だったからな、たまには優と出かけようかと思ってな」
「あぁ、デートですか。楽しんでください、優も喜びます」
ん?デート?
「それどういうことだ?」
「おっと、そういえば火龍いたんでした、すいません口が滑りました」
「どういうことだよ、兄貴、確かアゲハってやつと付き合ってたよなぁ?」
「はぁ、めんどくさい、アゲハはもういない」
「どういうことだよ?」
何のことか全くわからない俺が兄貴といいあいしてると
「零?何してるノォ?それに炎うるさい」
優が帰ってきた
「アゲハのことだ、優もお言っていいぞ」
「うんわかったっ!あのねぇ炎、アゲハはねぇ僕だよ?」
はぁ?
「あの女が、お前?」
「うん」
「あの時兄貴の屋敷でぶつかったのもお前?」
「うん」
「兄貴と付き合ってるのがお前?」
「うん」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ?」
男の兄貴と男の優が付き合ってる?
あー意味ワカンねぇ
頭が
混乱して
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