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何だ?
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炎side
美緒が最近いつも以上に兄貴のことを見つめるようになった
少し前は見かけたらチラチラ視線を送っていただけっだたのに
最近はガン見だ
優と兄貴が付き合ってるって知っていて送る美緒の視線はやっぱり甘い視線で
なぜか、、、本当になぜか、怖く見える
「美緒、大丈夫かな?」
今日は風邪をひいたらしく美緒と尚が学校を休んでいる
「尚が様子を見ているし大丈夫だろう」
こんな感じで話していた時だった
まぁ、前を見ていなかった俺が悪いんだけど、、、
ドンっ!
「きゃっ!」
曲がり角で誰かとぶつかった
「っ、、、すまな、、、い、、、」
謝るのに少し動揺した
まさかぶつかった相手が
「優!大丈夫か?!」
優だったからだ
目の前に走りをついていたそうに目を潤ませる優
足が無造作に広がっていた
「ぅ、ん、、、ちょっと痛い、、だけだ、、、よぉ?」
両手を地面につけて上目で見てくる優は正直すごく色っぽくて可愛い
まるでネコみたいだ
「ごめん、ね?僕前見てなくて、、、」
申し訳なさそうに見上げてくる優
ドキドキと鼓動が早くなるのがわかる
「炎ぉ、、、怪我、してない、、、?」
涙をためた優の瞳が心配そうに揺れる
「あ、、あぁ、、」
まるで心を引き込まれるような瞳
こんなの美緒にも思ったことがない
何だこれ?
胸が、、痛い、、、
締め付けられるような、、、
「ゆーくん、一緒に保健室行こぉ〜?」
「うん、、」
紅月の奴が優の腕を引いて保健室に連れて行く
何だったんだ?
まだ鼓動がおさまらねぇ
まさか、、、
まさかな?
こんな気持ち
恋なわけねぇ
よな、、、?
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