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動き出した 〜蝶華〜
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「なんでなんでなんで?!」
狂いだす女
「なんでって、君が裏切ったからだよ?」
「なんで?!ゆーが君!私何もしてないよ?!」
金とも言えない霞んだ色
ブロンドの髪を揺らして静かに佇む青年
「優のこと、忘れたのかな?君が嘘をついていたこと、わかっちゃったんだよ」
「なんのこと?私はただ無理やり襲われそうになったから、みんなに言っただけなのに!」
金色の瞳が鋭く女を捉える
「優雅、そんなやつほっといて会議すんぞ!」
「なんでお前が仕切ってるのかな?ガイ」
「優雅、今はそれどころじゃないだろう?優を探すから来い」
「はぁ、俺が総長なんだけどな」
ブツブツ言いながらブロンドの髪の男が歩いていく
「ちょっと!無視してんじゃないわよ!!」
無視されたのが頭にきたのか顔を真っ赤にして怒鳴る女
「わ〜本性でた〜」
「っ!ち、ちがう!いまのは!」
「さっきから優雅が言ってるでしょ〜?もぉ誰も君の味方なんていないよ〜バイバーイ」
ゆーるーくしゃべる胡桃色の髪の青年はそう言って優雅が入ったのを確認して部屋の扉を閉めた
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