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真白の告白
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ぐちゃぐちゃと淫らな水音と真白の喘ぎ声が響く。もう真白の後孔には指が三本挿入されておりバラバラとした動きに真白は翻弄されている。時折、真白の前立腺を指が掠めると嬌声をあげ真白が背中を弓なりに反ろうとするが、佐伯に抱きすくめられていて逃げられない。佐伯は真白に決定的な刺激を与えず、真白の反応を楽しんでいるようだ。真白は先程から奥が疼いてしかたない。佐伯に抱かれるようになってから、少しずつ体が変化してきているのに真白は気付いていた。佐伯を受け入れた時に自分の奥の方がヒクヒクと小さく痙攣する。しかし今はまだ佐伯のものが入ってないのに、その感覚が続いてて焦れてきた。
挿れてほしくて、奥を付いてぐちゃぐちゃとかき混ぜて欲しくて仕方ない。それに気付いているのかいないのか、佐伯が挿入してくれる気配がない。
「…はぅ……ほ…ほんぶちょ…ぁ…」
「うん?」
「ほん…ぶ…ぁ…ちょ………」
「だからなに?」
「いじ……あっ…いじわる…しない…で…」
「意地悪?してないだろ。可愛い可愛いって気持ち良くしてあげてる」
分かっているくせに、真白がどうして欲しいか分かっているのにこうやって意地悪されてる。指では届かない疼いて仕方ない最奥をどうにかして欲しいのに、この男はどうしてこう意地が悪いのか…そう思うが真白の最奥が疼いてしまいもう我慢ができない。佐伯が欲しい。
「もう…挿れて…おねがい…んっ…」
「挿れてるだろ?ほら」
ぐちゃぐちゃとワザと音がするように真白の後孔をかき回す。真白は息を詰めた。
「ぅん……はっ…ちが…ちがう…!もう…ほんぶちょうの…ほん…いれて…おねがい…」
「欲しい?」
「欲しいって…いってる…のに…あああ…もういれてぇ…!」
こんなにお願いしてるのになんでしてくれないんだと、真白は少し怒りを感じ佐伯に向かって強く強請る。その様子を見て佐伯はやっと満足したのか、真白の後孔から指を抜いた。その喪失感に真白は声もなく小さく喘ぐ。佐伯は十分に猛って苦しいぐらいだった自身を取りだし、真白の両膝に腕を通し抱きしめ潤い解れた後孔の入り口に宛がう。
佐伯の自身の熱が入り口に当たっただけで真白の体に電気が走ったように快感が駆け自分の意志とは関係なくヒクヒクと後孔が痙攣するのを感じた。佐伯はゆっくりと真白を降ろしていく。佐伯を欲しがり痙攣する真白の後孔に挿入していった。
「はああっ…ああ…ん…あっ…あ……あぁ…」
「ほら、真白。お前の顔、すごく色っぽいね。こんな顔他に見せたらダメだよ」
「なに…言って…」
「俺以外に、真白の厭らしい顔、見せないで」
佐伯は真白の体をギュッと抱きしめ首元に顔を埋めた。真白は鏡の中の自分と目が合う。厭らしいく欲情した瞳。顔は目元に朱が入り、口はだらしなく開き涎がこぼれていた。佐伯から与えられ翻弄され乱れさせられた顔だ。
はあはあと息が上がって快楽に体を震わせている真白はふっと佐伯を呼ぶ。佐伯は真白の顔を窺うと目元は赤くほんのりと染まって欲情の色が見える。瞳は潤んで真っ直ぐ佐伯を映していた。
「誰に…あ…見せるっていうんです?…こんなこと…佐伯さんとしか…したくないのに…」
「…当然だよ、真白。他の誰かにこんなことされて俺が黙ってると思ってるの?絶対許さないよ、真白」
「あっ!ああ…!」
ゆっくりと佐伯は真白を突き始める。背面座位で真白の体重がかかり、いつもよりももっと奥へ佐伯が挿ってきた。真白の最奥が佐伯のものを銜え込んで離すまいと脈動しうねり絡みつく。
「いつもよりも奥に入ったね。すごいよ、持っていかれそうだ」
「あ、あ……ん…さ…えき…さん……お、おねがい…」
「うん?なに?」
「キス…キス…してぇ…」
佐伯は抱え込んでいた真白の太腿から腕を外し、真白の顎を掴み固定しそっと唇を重ねる。真白は佐伯からやっとキスが貰えて佐伯の口内に舌を差しこんだ。いつもよりも貪欲に佐伯を求める真白が新鮮で佐伯は真白の好きなようにさせてやる。真白は佐伯の舌を自分の舌で何度も絡め取り吸い付き喉の奥で鳴いた。口の端から飲み込めない垂涎が溢れていく。すると緩やかに突かれていた真白の最奥のうねりが大きくなった。
「ひ!ああ!な、なに?!ああああ!あっ!あっ!いや!待って動かないで!だ、だめぇ!あああああ!」
真白の悲鳴に佐伯は突きあげるスピードを上げる。真白の中が激しく波打つように震え真白は自分の意志とは違う自分の中の動きに目を見開いた。その直後真白の体はガクガクと震え中はビクビクと大きく脈動し佐伯のものを締め上げた。その動きに佐伯は堪え切れず真白の最奥に欲望を吐きだした。
大きく見開いた真白の瞳からはポロポロと涙が流れ、それを佐伯がキスで舐めとる。そんな佐伯に視線だけを寄こした真白はじっと佐伯を見つめ、まだ中だけでイった余韻に浸りながら掠れた声で佐伯を呼んだ。
「…あ…さえ…きさん……」
「うん?」
「…好きなんです…佐伯さんだけ…あ…佐伯さんしか…いら…な…いから…」
その一言に佐伯は心臓が鷲掴まれる衝撃を受けた。体が熱くなりまだ真白の中に留まっている自身が熱を帯び始めてくる。中で佐伯の自身がまた大きく波打つ感覚を感じ真白がハッと驚いた。
「……まったく。やってくれるよね、真白…なんでそんなに可愛いの?」
「え?…ま、まって…!まだ、中、おかしい…からぁ…ああ…ん!あ…」
「煽っておいて待ってはないだろ」
「あおって…ない…っやあ…」
そう言いながら佐伯は再度、真白を抱きかかえ上下に揺さぶり始めた。真白はまだ中がイってる最中に佐伯のものに最奥を突かれ大きく開かれた足が痙攣し揺れる。息も整わず佐伯の熱に魘される。
「あ、あ、あ、っああ!…さ…さえき…さ…あああ……」
「真白…真白…」
「あ……ああ…イっちゃう……イっちゃうぅ…」
「もう、イってるだろ…真白…かわいいね…」
「ああああ…!っ…!」
激しく体が痙攣し足が震え、真白は白い欲望を吐きだした。体はビクビクと震え、最奥がまた激しくヒクヒクと波打つ。真白はゆっくりと瞼を降ろし意識を手放した。ぐったりとした真白の体を何度か佐伯の杭が打ち付け、佐伯も真白の中に吐きだす。気を失った真白から自身を抜き、真白を抱きなおし汗ばんで張り付いた髪の毛を別けそっと口付けをし、満足げに微笑んだ。
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