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マーキング②
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そう真白に問うと、真白は赤く染まった目尻を下げ、小さく頷く。そして、佐伯の自身を口いっぱいに銜え直した。
佐伯は真白の頭を両手で掴むとゆっくりとピストン運動を始めた。グチュグチュと卑猥な音と共に、真白の口内は佐伯の自身に犯されている。佐伯のモノは真白の口にはとてもじゃないが全部収まらない。時折喉の奥を突かれ、真白は苦しくて呻いた。だが真白は佐伯がやってほしいと言った行為を、実行できたという満足感で体が疼いた。
真白は左手で体を支え、空いた右手で先程佐伯に解してもらっていた後孔にゆっくりと指を差し込んだ。真白の上からも下からも卑猥な音が鳴り、部屋に響く。真白はそんな音にも煽られる。苦しいのに、感じる事の殆どは佐伯から与えられているという歓喜と快楽だった。自分の後孔に差し込んだ二本の指をグチャグチャと動かすと、佐伯が掴んでいる真白の頭にギュッと力が籠り、動きを速める。
…苦しいのに、気持ちがいい…
真白は頭がぼんやりとなり、佐伯のモノを銜えながら、喉の奥で笑った。その時、佐伯の手の動きが速くなり、真白の頭が強く二、三度強く振らされると、真白の口の中に佐伯の欲望が口いっぱいに広がった。熱くて苦い。でも佐伯のものだから、イヤじゃない。真白はそのまま佐伯の精液を飲みこんだ。
「…飲んだの?」
「ん…っ…飲みました…」
「苦いの、嫌いでしょ? 無理しなくていいのに…」
「佐伯さんのだから、あ…へい…き…」
欲情した瞳で佐伯を見つめ小さく笑う真白はずっと後孔を解し、両肩で体を支え、空いた手で自身を掴み摩っていた。もう佐伯を受け入れられぐらいに解れていたが、なかなか止められない。佐伯がそんな真白をじっと眺める。恥ずかしい自分の姿を佐伯に見られて、快感を感じる自分は少しオカシイのだろうか…。
そして佐伯は真白の痴態を眺めてそれで、また欲情した。自分を見ながらとろんとした瞳で、自分で遊ぶ真白の姿の扇情的な姿は佐伯を煽るのに十分だった。佐伯の自身は欲望を吐いたばかりなのに、また勃ち上がり始めた。そっと、真白の綺麗なカーブを描いている背中に指を這わせる。真白はその感触に感じて震える。
「あ、さ…えき…さん…の…ほしい…」
「もう自分で遊ばなくていいの?」
「っ…あ…さ…えき…さん…と…あそ…ぶ…」
「そうだね、じゃあ一緒に遊ぼうか…」
「うん…さえき…さん…と」
佐伯は微笑むと、さっと真白の後ろへ回った。四つん這いで高く突きあげている真白の尻を掴み、その膨らみを左右に広げると、真白の白く長い指が後孔に埋め込まれている。真白は差していた自分の指を抜き、佐伯に尻をつきだした。はやく、はやく、そう言うように腰がユラユラと揺れる。佐伯は自身を真白の後孔の入り口に当てると、ゆっくりと挿入を始めた。
「ああ…!あ…あ…っ…き…きも…ちい…!あ…あ…!」
佐伯の自身の熱さに体が歓喜し震える。真白は両手でシーツを掴み歓喜に震える体を支えた。真白は佐伯の自身が少ししか入ってないのに、軽い絶頂を迎えていた。中がビクビクとうねり、真白の自身からは白い体液がトロトロと流れ出ていた。
「まだ、ちょっとしか入ってないのに、イっちゃって…淫乱な子…厭らしいくて、可愛いね…」
「あ、あ…き…もちい…あ…っん…!」
「気持ちいいね…真白…可愛いよ…」
ゆっくりと、真白の最奥まで辿りつくと、真白はまた自身から体液を吐き出した。もう色もなく透明の液体がダラダラと流れる。佐伯は真白の腰を掴む手に更に力を入れる背中に唇を寄せ吸い付き印を付けながら、真白をもっと自分に引き寄せた。
「あっ…ぁあ…っんんあ…さえきさ…いい…!」
「気持ちいいね…真白…可愛いね真白…」
ぐっと更に奥に佐伯のモノが入り込んできて、真白は快感で体が戦慄く。中が大きく波打ち、痙攣しているように震え、真白は何度も来る絶頂の波に、大きな瞳からはポロポロと涙が流れ、半開きの口からは涎が垂れていく。焦点はもう合ってなく、ただただ快楽の海に漂い揺れる。
快楽に震える真白の白い背中に、佐伯が自分で付けた印が薔薇の花弁の様に散らばっている。真白の中を自身で抜き差ししながら、それを見て佐伯は満足した様に微笑んだ。
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