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お仕置き①
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「体が熱いね…」
佐伯は真白の部屋着を脱がし、手と唇を、その白い肌に滑らせる。真白の肌は酒が入っているせいか薄ピンクに色づいていた。佐伯が真白の胸の突起を指で弾くと、ビクリと体が跳ねる。真白は酒のせいなのか、いつもよりも早く息が上がっているようだ。薄く開いた唇はいつもよりも赤く、チラリとのぞく舌が扇情的だ。
「お前ね、こんな風になるまで酒を飲むんじゃないよ」
「? こんな風…って?」
「真白の綺麗な白い肌が、薄くピンクに染まってる…こんな色気垂れ流しになるまで飲んで…」
「…え?」
「…悪い子には…お仕置きだよね? 真白」
「……は? え? ちょっと、待ってください」
「…ダメ、お仕置き決定」
「えええ~!」
ニッコリと微笑み、物騒な事を言う佐伯に真白は信じられないといった顔でジッと見つめた。何をされるのかと不安になるが、きっと自分は佐伯の命令に拒否は出来ない。心も体も、全部、佐伯のものなのだから。
……お仕置きって…これ、お仕置き?真白はポカンとして、佐伯を見た。ベッドに腰を掛けている佐伯は満足そうに真白を見ている。真白はどんな事をされるのかと内心ビクビクしていたのだが、佐伯がした事といえば、佐伯のシャツを真白に着せるという事だった。佐伯のシャツは大きくて、真白が着るとダブダブだった。袖は手の先がほんの少し覗くぐらい長く、シャツの裾は真白のボクサーパンツを隠すぐらい長い。
「…じゃあ、真白、下脱いで」
「…なにするんですか…?」
「だから、お仕置き」
真白は、小さく溜息を吐いて、ボクサーパンツを脱いだ。ダボダボの佐伯のシャツだけ身に纏う形になってスースーしてなんだか落ち着かない。一体佐伯は何がしたいのだろうかと、佐伯に目をやる。佐伯はなぜかまた満足そうにして、真白に手を差し出した。そのまま真白を引き寄せてベッドに四つん這いにさせる。
「つ、つめたい!」
佐伯は真白の後孔にローションを掛けた。その冷たさに真白が震える。佐伯は構わず、大きなシャツからプルンと出ている真白の臀部を両手で揉み広げながら、後孔に両方の親指で押し解す。真白は尻を揉みほぐされながら、後孔を刺激されると背中に快感が走った。シャツが少し捲り上げられると、露わになった白い背中に先日佐伯が付けた印がチラリと見える。
「真白…可愛い真白、お前は誰の?」
「…んっ…あっ…さえき…さんの…もの…」
「そうだよ、お前は俺のものだよ。だから、俺以外の人間の跡なんか付けさせたらダメだよね?」
「…あ…はい…あぁ……ほかの…つけさ…させ…ない…で…す…あ…」
「いい子。…外で、飲み過ぎるのもダメだよ。いいね?」
「…あ…はい……もう、…しない…」
「どうかな?」
「あ…もう…しない…あぁ…ん…」
佐伯の両方の親指は真白の後孔に出たり入ったりして、時折揉んでいる手を止め、ぐちゃぐちゃと指を掻きませる。その度に真白の白い背中が撓り、美しいカーブを描く。しばらくそうやって真白の後孔を解すと、佐伯が何かを手に取った。その気配に真白はゆっくりと顔を佐伯に向ける。佐伯と目が合うと佐伯がニッコリと笑い、手に取った物にローションを掛けた。真白はそれを見て、一瞬逃げようと身を翻そうとしたが、佐伯に体を抱き込むように押さえられてしまった。
「…お仕置き、しないとね? 可愛い真白」
「…ま、まって。それ、なに?」
「大丈夫。ちゃんとした大人の玩具だよ」
「……は?」
ちゃんとした大人の玩具ってなに?そして、真白は一瞬嫌な思い出が蘇った。
「考え事? 余裕だね、真白」
「え! あ! ホントに待って…!ああ!」
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