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遅い夏休み③
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佐伯に自分の中が気持ち良いと言われて、真白の中は喜び激しく波打った。佐伯は眉を軽く寄せその波に耐える。
片手で真白の胸の突起に指を這わせ、クルクルと輪郭を撫でる。ツンと立ってピンク色に染まった突起を爪を立てて軽く弾いてやると、真白は可愛い鳴き声を響かせた。そして真白の中は佐伯の自身に絡みつくように波打ち締め上げる。
真白は嬌声を上げゆっくりと佐伯の自身を中へ迎え入れ快楽に溺れていった。真白が佐伯のモノを全て銜え込むと、自ら淫らに腰を振って動き始める。佐伯は真白の腰を支え、そんな厭らしい真白の痴態をしばらく堪能する。
「ん…あっ……は…ぁ…んん…っ」
「真白、今日は積極的だね…」
「あ、…あら…って…あげ…んぅ…あげる…って…はっ…ああ…」
「…ああ、なるほどね…」
佐伯は真白の答えにクスリと笑った。まだ真白は佐伯を洗ってあげているらしい。佐伯が小さく笑う振動が真白の体に埋め込まれた佐伯の自身に伝わって、それすらも真白は快楽へと変換し身震いした。真白の中は奥へ奥へと佐伯を誘うように絡みつき蠢く。真白の自身からは先走りがトロトロと流れてグチャグチャになっていた。
真白は自分で動き、自分の良い所に当たるよう腰を揺らめかせるが、なかなか上手に出来ずに焦れて佐伯を見つめた。欲情し焦れた瞳で佐伯に動いて欲しいと強請る。真白の願いを佐伯は今日はすんなりと受け入れてくれ、グッと真白の中を自身で突いた。真白の感じる最も良いところを何度も突いてやると、真白は甘く鳴く。
「あ、ああ…さえ…き…さん…イク…!あ…あん…!」
「いい子だね、可愛い真白…」
佐伯は真白の腰を掴む腕に力を入れて真白を上下に動かながら自身を強く真白に何度か穿つ。真白は強い快感に背中を反らせ顔を上にあげ喘ぎ震えた。
「あああ…! あ…あ…!」
真白の中は大きく波打ち佐伯をきゅうきゅうと締め上げ痙攣するように震え、真白の自身からは欲望が溢れていった。真白は佐伯の胸に倒れ込み息を上げ、体を震わせていた。佐伯はそんな真白を強く抱きしめた。そして、佐伯も何度か真白の中を突き上げて、真白の中に欲望を吐き出し、まだうねり波打つ真白の中を楽しんだ。
「可愛い真白…お前は本当に最高だよ…」
「…さ…えきさん…だいすき…あっ…ずっと…一緒にいたい…」
「ずっと一緒だよ、真白」
そう佐伯が言ってやると、真白は泣きそうな笑顔を佐伯に向ける。佐伯は真白の額と鼻先、そして唇にキスを落とした。真白は佐伯の肩口に顔を埋め佐伯の体温を感じ、瞳を閉じた。
情事のあと、落ち着いてから二人で温泉に浸かる。少し温度が高いせいか、真白は五分も浸かっていられずに、出たり入ったりを繰り返していた。足だけ温泉に浸かり、縁に座り紅葉を眺める。佐伯は真白のその姿にすっかり見とれてしまった。真白の体はほんのりと薄いピンク色に染まっている。紅葉と真白の白く滑らかな肌のコントラストが絵画のようだと佐伯は思った。真白は佐伯の視線に気付き、首を少し傾げ、微笑んだ。
「? なんですか? 佐伯さん」
「真白に見とれてるだけだよ」
「また変な事言ってる」
真白はそういうとクスクスと笑う。そしてまたうっとりとした大きな瞳で紅葉を愛で始めた。本当に思った事を言ったのに、真白は佐伯の言う事を本気にしていなかった。本当に見とれているのにね、っと佐伯は苦笑いをした。
風呂から上がり、二人とも浴衣に着替える。真白は浴衣も初めて着るようで、合わせが逆だった。佐伯が笑って着替えを手伝ってやる。
「浴衣の着方があるなんて、知らなかったです」
「子どもの時に浴衣は着なかった?」
「お祭りの時に着せてもらったことありますけど、もっと洋服みたいに着られる奴でしたね」
「ああ、なるほどね…簡単に着られる浴衣ってヤツだね」
「ええ、多分そういうのです」
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