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プロローグ
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「ネコ達のアルバムが!世界ネコ歩きが!」
あの日、スマホを耳にあてながら、窪田は大きな声で叫んだ。
当然といえばそうなのだが、あんなに慌てふためく窪田を見たのは初めてだった。
そもそも窪田は、俺と知り合ってからずっとハプニング続きだ。
猫アレルギーになったり、陰湿な幼なじみと再会してしまったり、会社では社長の息子に絡まれたり。
他にも色々ありながらの、とどめを刺されたあの日の窪田。
本人は無事だったんだから、不幸中の幸い。そして最終的には収まるべき場所に収まった…と思う。
窪田はどう思っているのかわからないけれど。
ちょっと長くなるかもしれないが、俺たちがなるべくしてなった今の状況までの日々を聞いてほしい。
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