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手に入らないもの。
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もう、何十分だろう。雀にぐずぐずに溶かされて俺の体は力が入らなかった。
あの時はあんなに痛かったのに。
雀に触れられるだけで気持ちよくて。
「すずめっ....すずめぇ...」
「どうしたの」
名前を呼べば優しくキスして撫でてくれて。
こんなに、欲しいって思ってしまう。
「はや、く....欲しいっ....!」
「うん....ありがとう」
強請ったらはしたないかなって思ってたけど、雀はお礼を言ってくれて。
雀にお礼を言いたいのは俺の方なのに。
「じゃあ...挿れるからね。痛かったら、我慢しないで言うんだよ」
コクリ、と頷けば優しく微笑んで。
ついにその瞬間がきて。
俺は雀のものになれたんだって、心の底から実感したんだ。
***
「ん...」
「起きた?もう少し寝てな」
目を覚ませば、身なりをきちんと整えた雀がスマホを見ていた。
どうやら俺の体も綺麗になってるみたいだ。
「雀...好きだ」
「うん、俺も大好き」
そう言ってまた1つキスを落としてくれた。
あぁ、幸せだ。
俺は雀に頭を撫でられながら、深い眠りについた。
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