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願ってはいけない。
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家に帰って、泣き疲れて眠る。
そんな子供のような事をして。
今日あった出来事が全て嘘だったら、悪夢だったら良いのにな、なんて。
そう思っても、朝はやってくるし、泣いた目はパンパンに腫れて。
昨日の事は嘘じゃないって思い知らされる。
のっそり起き上がって、シャワーを浴びる。
母さんが大丈夫?って聞いてくれたけれど、答える元気もなかった。
重い足取りで学校へ向かう。
「宮下」
凛と響いたその声は、柳瀬だった。
「柳瀬....」
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