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思い込みⅡ
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─────と言うところで、蛭ちゃんの踵落としが頭のちょっぺんにクリンヒットする。
「悪いけど、私の前でしないでくれないか。マジキモいから。」
「……っ////」
「? 天川くん?」
「な、何も見てない……! ////」
「……っ!」
そんなこと言ったらバレちゃうじゃないか、パンツが見えたって。
「ご、ごめん……やっぱり見ちゃって……ごめん蛭崎っ……!」
「見せろ。」
「へ?」
「許してほしいならお前も恥ずかしいところを見せろ。」
一時硬直していたけど、アマカワくんはシャツのボタンを開けて、ちらりとそれを露にした。
「……っ////」
「こ、これでいいか? ///」
「いや、生ってバカだろ。何で上なんだよ。そんなもん見せられても……。」
「で、でも絶兄はいつも触ってく────……あ、いや……何でもない!//」
蛭ちゃんの目が死んでいる。その目をアマカワくんからコウくんに移して蔑むように告げた。
「男の中では一番人気の紅州公が、何で全ての告白を断ってきたのか、これで理解できたな。」
……それと同時にコウくんを見ると、彼と目が合った。
「男が好きだったとは……ますますあいつにそっくりだ。」
コウくんは威嚇するように、鋭い視線で俺を睨み付ける。
「え、誰に?」
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