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スキンシップⅡ
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余りのショックに大声を上げると、トモが顔を赤くして、
「そ、そう言う意味じゃない……っ!」
と唇を耳に近付けて、小声で激しく抗議した。
身体が無意識に反応して、肩がぴくんと跳ね上がる。
近付いていたトモの肩に軽くぶつかって、トモが不思議そうに俺の顔を覗き込んだ。
「み、耳は……ダメなんだ……////」
恥ずかしくなって俯いていると、「そっか。」と簡単にあしらわれてしまった。
彼は繋いだままの俺の手を引いて、校舎に向かって歩き出す。
──トモの背中を見て、また触れたくなった。
あの背中にぴったりとくっ付いていたい。
きっとトモの匂いがして、トモの温もりを感じられる。
「朝から色々ありすぎた……。ちょっとサボろう。」
「う、うん……/////」
さ、誘われている!
────……訳ねえよな……。
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