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キスはだめ
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こんなにも神経を使う事が過去にあっただろうか、
アキヒコさんにバレないよう俺は今すっげえ頑張ってる。
ふと、アキヒコさんがさっきまで座っていたカウンターの方を見たら
ん??あれ、いない!!??なんで、
まさか帰ったのか?全然気づかなかった。
あぁ、まあでもよかったぁぁぁぁここでバレたらなんて思われることか
俺は急に緊張から解放されていっきに疲れがおそってきた
それにかなり飲まされたせいか酔いも回って来たし人が周りに3人もいて暑いしぼぅっとする、、、
とりあえずこの場をはなれようと思い俺は席をたった。
「ちょっと俺お手洗いに」
「あ、いってらっしゃーい」
「じゃあ私も」
そう言って立ち上がったのはさっきまで男3人と一緒に話していた子だった
「場所、あっちだって」
「えぇ」
俺はトイレに入って水道の水で火照った顔を冷まして、
そろそろ出るかと思っていたらトイレの入り口のドアが開いた。
ガチャ
入ってきたのはさっき一緒に席をたった可愛らしい女の子
そう
女の子だ。
そしてここは
男子トイレだ。
訳が分からなくて呆然と立ったままの俺にその子は近ずいてきた
「なっ、んぐっ‼︎」
「し、まだ個室に人がいます」
と、俺の口を手で塞いで小声ではなしかけてくるのを聞きながらなにがどうなってんだとパニックになる俺をよそにその子はまた話し出した
「私橘くんのことがすきなんです。
それに橘くんのあの事もちゃんと知ってるし彼女が2人になっちゃって困ってると思うから、ね、ここでシよ」
な、なに言ってんだこいつ!!!!????
つか、さっきからベラベラ喋ってるけど個室にまだ人いるし聞こえてんじゃねーのかこれ!
と、思ったがそこは考えたのか偶然なのかご丁寧にトイレにはBGMが流れていた。
って‼︎そんなこった今はどうでもいいわ‼︎‼︎
確かに俺は彼女が2人で困ってるけど、最近の俺はそれどころじゃねえんだよ
黙ったままの俺にそいつはキスをしようと顔を近ずけてきた
ダメだ…キスは
だって最後に俺がキスしたのって
アキヒコさんなんだから
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