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運命ってきっとこんなとこで使うもんじゃない
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「ねえ橘くんは最近彼女さんと別れたんでしょ」
「私も最近彼氏とわかれちゃって」
「橘くんってかっこいいね♡」
「この後とかって用事ある?」
「橘くんのは私がついであげるう♡」
「これのんでのんで」
「ね、橘くん達って明日休みなんだよね」
「ちょっと抜け駆けしないでよ」
「これ美味しいよーはい、あーん♡」
「はは…ありがとー」
いつもなら優越感ただようこの空間だが、今はちょっと勘弁願いたい。
高橋あの野郎 俺を餌にしやがってええええ
向こうは残りの男3人となんか可愛らしい感じの子と楽しそうにしてやがる。
「でーそれがこうで」
「え〜そうなんですかぁ」
この男3人と女1人、女3人と男1人の図は周りから見たらかなりの光景だろう。
もうこれ合コンじゃねーし
俺はそう思って周りの客を見回していたら
ん?
あ、あの向こうのカウンターで飲んでるのってまさか
アキヒコさんだ!!!!
まじか!店近いなとは思ってたけど
まさかこんな所で!!!!!
気付いてないよな…
なんでだよおぉあああああああバレないうちに早く帰りたいぃぃぃ
あれから多分15分ぐらいたったがまだ帰る空気にはなってない。
あぁもおぉこっちは死活問題だってのに
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