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2ページ目 4 弟side
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指の間から爪の間まで入念に舐めつくした後、ぎゅっと兄貴を抱きしめる。
くすぐったかったのか、時折ぴくんぴくん身体を跳ねさせながら小さく震えていた。
首筋にくっつくぐらい鼻を近づけてスンスン匂いを嗅ぐとくすぐったそうに身を捩りながらも、背中に手を回して弱い力で抱きしめ返してくれた。
「ちょっと兄貴、汚い。」
「何言ってんの。お前のだろ。」
首筋をペロッと舐めて、ぢゅ、とそこに吸いつく。
「んっ!」
片手で壁を探って電気を付けると白い兄貴の肌に赤い鬱血痕。
「兄貴、明日予定ある?確か明後日バイト休みだったよな。」
「いや、特にないけど。」
「課題は?」
「いつも通りだけど。なんで?どっか行くの?」
「いや。兄貴、明日一日俺に頂戴。」
「…まぁ、いいけど。」
首を傾げている。
「手、洗ってから来いよ。」
兄貴から身体を離してひっ散らかっている中へと足を進めた。
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