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「んっ………ふぅ……んっ、んっ………う!?」
重くて、息苦しくて、身体中を何かが這いずり回っているような不快感で目を覚ます。
「あ、起きた?おはよ、兄貴。」
目の前にあった無表情で綺麗な顔が軽く唇にキスを落とす。
「ちょ、ちょっとお前何やってんの!?」
昨日、テレビを付けながら小さい机に向き合ってうどんを食べて、交代でシャワー使ってベッドに潜り込んでそのまま寝たはず。
それなのに翌朝目が覚めたら弟が上にのしかかっていて片手で頭を抱かれてキスをされながら反対の手は服の下に入ってない胸をぐにぐに弄っている。
「今日一日俺に頂戴、って言ったじゃん。」
さぞつまらなそうに言う。
「いや、言ったけどさ!!おかしいだろ!どうするつもりだよ!!」
両手がバンザイのような格好のまま動かせない。恐らく縛られている。
「監禁。」
「はぁ!?」
「大丈夫だよ。今日一日だけだから。本気で嫌がるようだったらやめるし。」
何でもないことのように言っているけれど何が大丈夫なのか分からない。
「いや、もうすでに本気で嫌なんだけど。頼むから手解いてくれないかな?」
「痛い?」
「いや、今のところ大丈夫だけど。」
タオルで縛られているのか、緩く縛られているようだしさほど痛くはない。
「そう。ならいいじゃん。」
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