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何事もなかったかのように弟は立ちあがって俺の傍を離れて行った。
喧しく鳴り響いていた電子音が止められ、カチッと火を止める音がした。
「はぁ、はぁ……はぁー。」
射精後の余韻に浸りぐったりと脱力する。
頭がふわふわして瞼が重い。
「また寝る気?」
弟の声に、うっすらと目を開ける。
湯気の立っているどんぶりを二丁持ってベッド近くにある机の上に置いていた。
「いや、起きるから…手、外してくんない?」
「その代わり今日一日これ付けててよ。」
黒いリボンのようなもの。
「なにそれ…。」
「チョーカー。」
首輪、みたいなものだろうか。
「まぁ、いいけど…。」
手の拘束が外され、その代わりにチョーカーが付けられた。
ちょっとだけ首が締まって息苦しい。
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