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2ページ目 22 弟side
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「んっ、んっ。」
徐々に徐々にアイスを手前に引いて行くとそれを追うようにして身を乗り出して懸命に表面を舐め取っていた。
「ほら、下の方溶けてきてる。」
奥までアイスを咥えこんでいた兄貴が、棒を持つ俺の手ごとベローっとそれを舐め上げる。
アイスの形状も大きさも分かっていないのだろうからわざとではないのは分かるのだが奉仕されている気分になってムラムラする。
自分がどんな格好をしているのか、気付いていないのかな。
縛られている両手を前につき、膝立ち、いわゆる四つん這いの状態。
咥えられていたアイスを抜き取って代わりにべたべたになった自分の指を突っ込んだ。
「ふ、ん!?」
「舐めて。」
不服そうだったが冷えて冷たくなった舌を指に絡ませてくれた。
その間に俺は兄貴の食べかけのアイスを舐める。
兄貴の口腔はひんやりしていて気持ちよかった。
アイスを食べ終え、兄貴の口腔に温度が戻ってきたころ二本の指を引き抜く。
「ふぁ……。」
何とも切なげな声が漏れ、指と兄貴の赤い舌の間で銀の糸がてらてらと光った。
糸が切れるのと俺の理性が切れるのはほぼ同時だった。
「あっ…やっ……ぅぅ。」
口の端から首筋まで伝った白い液体を舐め上げ、兄貴の甘い口腔を貪った。
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