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2ページ目 29 弟side
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ずぷぷぷぷぷ………
じっくり慣らしたソコに熱く猛った欲望をあてがい、ゆっくりゆっくり肉を押し開いて行く。
「んあ゛ぁぁぁぁっ…!…ッッッ!!」
兄貴の口からは苦痛な悲鳴が漏れる。
俺の二の腕に爪を食いこませ、顔を歪めて歯を食いしばった。
「キツい?…止めるか?」
動きを止めて苦しげに酸素を取り込んでいる。
「んっ………へ、き…。」
兄貴はそう言って俺の腰に足を絡めて、首にしがみついてきた。
「啓太、やるならちゃんとシよう?」
抱きしめられたまま、耳元でそう囁かれた。
身体が離れて行ったと思ったら、腕が俺の首に回っているままの状態で兄貴が俺の顔をじっと見る。
兄貴の上体がゆっくり倒れてゆき、一定の距離を保ちながら俺の身体も兄貴の上に前のめりに倒れて行った。
「…あっ、あっ、あ………はっ、は……。」
「っく……はっ、…はぁ。………兄貴、大丈夫か?」
見開かれた目からは絶えず涙がシーツを濡らし、閉じることを忘れた口からは呻き声が漏れていた。
「全部、挿った?」
焦点の定まっていなかった潤んだ瞳が俺に向けられる。
先程まで息を止めていたのか、呼吸が乱れている。
「ん。ありがとう、兄貴。」
繋がったままの状態で、兄貴を抱きしめる。
「はは………。大袈裟な奴だな。」
力なく笑い、弱々しい力で抱きしめ返してくれた。
「優斗のナカ、すっげぇ熱い。」
「お前のも熱いよ……。」
息を荒くしながら、ぎこちなく微笑んでくれた。
好きだよ、兄貴。
愛している。
出来ることならば、このまま溶けてひとつになりたい。
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