アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4ページ目 6 弟side
-
おかしいって、言われた。
狂ってる、異常だ、とも。
そんなこと分かってるよ。
口を、ガムテープで塞いだ。
あの日の夜、何度も何度も無抵抗の兄貴を殴った。
殴りながら、犯した。
気を失ったら首を絞めて覚醒させた。
兄貴は泣いていた。
それでも構わずに、ナカに何度も欲を吐き出した。
そうだよ。
俺はおかしいんだよ。
狂ってるんだよ、異常なんだよ。
異常なくらいあんたが好きで、好きで、好きで好きで好きで好きで好きで好きで。
愛してるんだよ。
兄貴が、軽蔑したような目で俺を見た。
別にいいんだ。
あんたが俺のことを好きじゃなくたって。嫌いだって。
あんたがどう思おうが関係ない。
だってあんたはもう俺のモノだから。
兄貴が自分でそう言ったんだ。
ガムテープを剥がした。
嫌だとか、やめろと言ったら殴って、ガムテープで塞ぐ。
次に剥がした時にはごめんなさい、許して、と泣きながらに訴えてきた。
殴って、口を塞いだ。
三回目にガムテープを剥がした時には何も言わなかった。
目を虚ろにさせて、ただ俺が揺さぶるのに合わせて力なく呻くだけ。
放心しきって涙を流すだけの兄貴に「俺のモノになれ」と言った。
最初は力なく首を横に振っていた。
原液のまま媚薬を呑ませて射精を制限してやると兄貴の方から「啓太のモノにしてください」と、泣きついてきた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 228