アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4ページ目 13
-
「ぁ…はーっ、はーっ……。」
空気を吸っても吸っても、何も肺に入ってきていない気がして。
薬はほとんど抜けたようだ。
自らの半身を見るとすっかりなりを戻していたことに一先ず安堵する。
だけどこれで終わるはずがないことは今までの経験上分かりきっている。
後ろから片足を抱え上げられ、壁に押しつけるようにして弟が覆い被さる。
「はぁっ、はぁっ…!にいちゃんっ…!」
弟の荒い息が、すぐ耳元で聞こえてくる。
熱くいきり立ったモノが、解された蕾に口付ける。
「んっ!」
苦しげな吐息と共に身体が壁と弟の間で潰される。
肉が開かれ、欲望が入りこんでくる。
すぐにでも倒れてしまいそうなくらいに消耗しきった身体で、これを受け入れるのは辛い。
「けぇた…。」
「ん?」
これもまた、言うことを強要された言葉。
いくらか、楽になれる言葉。
「ベッド…行こう。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
60 / 228