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6ページ目 3 弟side
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「ぅっ……ぁ、……あ……あっ!」
仰向けに寝る兄貴に覆い被さり、身体を開かせてゆっくりゆっくり律動を繰り返す。
「ぁ……んっ…んく…ッ。」
鼻を啜る音を聞いて動きを止めた。
「兄貴、大丈夫?」
「んっ……へいき……。」
乱れた呼吸の中に時折しゃっくりが混じっている。
もう何度も身体を繋げてきた。
初めは痛みから来るものなのか、はたまた別の原因なのか。目に涙を浮かべて苦しげに呻き声を上げていた。
だけど今ではそれだけではないように思う。
「顔見せて。」
「……嫌だ。」
「駄目。あんたは俺のモノなんだから。笑ってる顔も泣いてる顔も全部俺に見せて。」
顔を隠すようにしてクロスされている腕を取り、顔の横に縫いつける。ほとんど力を入れていないのにその下の顔を見ることができた。
「ッ……く……ふっ、ぅッ。」
顔を真っ赤にして、唇を噛みしめて瞳を潤ませている兄貴。
「ッ!?」
兄貴の目が、大きく見開かれた。
身体は正直なモノで。兄貴は俺の変化を身体で感じたようだ。
理性の糸が切れた。
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