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11ページ目 10 弟side
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「ふあ!あ、あ、あ!」
潤んだ瞳。頬を紅潮させて、だらしなく開かれた口からは甘い喘ぎ声が漏れる。無防備で、とても扇情的。
動きを止め、俺の首に体重を掛け、首にぶら下がる形になっている兄貴の背中に腕を回して引き寄せ、閉じることを忘れた唇にキスをする。
「はふ!んむ!んんっ!!」
眉を顰め、苦しそうな声を漏らしながらも短い舌を懸命に伸ばし、それに応えようとしてくれる姿がいじらしい。
「はー、はー、あっ、はぁ。」
懸命に酸素を求める兄貴の身体からは力が抜けてきっており、身も心も全て俺に委ねられているかのような錯覚に陥る。
「ねぇ、気持ちいい?」
問いには答えず、息を整えながら虚ろな目でただ俺を見ていた。
「あぁ!!やッ!!」
再び兄貴の身体を持ち上げると兄貴の身体がビクンと大きく跳ね、目尻から大粒の涙が零れた。
「ねぇ、いいんでしょ?すっげーよさそうな顔してる。」
兄貴のとろっとろな顔を見つめながら身体を上下に揺さぶった。
「んっ!んッ!!」
短い呻き声を発しながら首をぶんぶん横に振っていた。
「ここ、こんなにして説得力ないよ?優斗。」
「あぁッ!やだっ、触んな!!」
ひとりでに勃ちあがっていた兄貴のモノに指先を引っ掛けて弄ぶと小さく悲鳴を上げた。
「んんっ…んッ!」
先端を軽く抓み、くりくりこねくり回すと赤い目がどんどん潤んでいき、目尻から溢れていった。手を筒状にして上下に扱いてやると、もう我慢できないようだ。
「あっ、ああ!!あっ、やっ、あ!!」
さっきまで丸まっていた背をピンと伸ばして腰を揺らして声を漏らした。
「あっ、イく…!!もうイきそ…!!」
言葉通り、俺の手に白濁液が吐き出された。熱い息を漏らしながら放心している兄貴の目の前で不味いそれに舌を這わせた。
「お前…汚い。」
息を切らせながら眉を顰められた。指の股まで舐め尽して、ずり下げているズボンで自分の唾液を拭いた。
「ねぇ、兄貴。…俺もイきたい。」
「………ん。」
目を伏せて小さく頷いたのを確認してから兄貴の身体をベッドに横たえた。
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