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いじめと決断
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黒子side
黒宮くんに貶められた次の日
僕が゛黒宮要゛をいじめたという噂が広がった
言うまでもなく、帝光中学全員が僕の敵となり苛められた
もちろん、僕の味方なんてこの学校には誰一人いない
あの事件から、既に1週間も経とうとしていた
いじめは、罵声や暴力や性的暴力
どれも、精神的に来るものだと冷静に思う
´いつも´の僕なら絶対、精神的に来ているはずだ
あれ?
´今´の僕は??
辛くない
オカシイナ???
どうしたんだろう、僕が僕じゃない・・・・・・??
むしろ、この状況を楽しんでる僕がいた
あぁ、とうとう壊れたんですね
あーあ、僕はこれからどうなるんでしょ
悲しいわけでもないのに涙が頬を伝う
もう、自分を止められない
僕はあることに気づき、僕の手を見つめた
このままだと僕は・・・
もしかしたら、この手で彼ら・・・・・・・・・
´キセキの世代を傷つけてしまうかもしれない´
そんな日が来るなんて嫌だ!!!!!
彼らを守るから、黒宮くんの言いなりになったのに、そんな未来が来るならいっそのこと────
急いで向かった先は、帝光中学校の屋上だった
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