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涙の彼女と車椅子
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赤司side
キーンコーンカーンコーン
昼食の時間が始まるチャイムが流れた
清花を合わせ、いつも6人で大学の庭のベンチで待ち合わせをし、お昼を一緒に食べる
今日もその場所で会う約束をしていた
昼休みが始まって十五分が過ぎた
俺達は揃っていたが、一向に清花が現れる気配がない
俺達は不安になり、清花に電話をかけようとした
その時、俺たちの後ろから清香の声が聞こえた────。
「赤司くん!」
俺達は後ろを振りくと
いつも車椅子に乗ってるはずの清花が、その日は乗っていなかった
俺達は驚いて固まってた
「遅れてごめんなさい
講義が長引いちゃって・・・」
彼女は申し訳なさそうに謝った
だが一向に返事をしない俺達に、疑問を持ち考えているとその理由がわかったのか話し始めた
「車椅子から降りてるの初めてみたよね・・・
ねぇ、そこのベンチで話そっか 」
彼女はうっすら涙を浮かばせながらも笑顔を向け、俺達は彼女の話を聞いた
俺達は彼女から、衝撃の事実を聞かされた────。
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