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冷めない熱
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「ひッッ!! あぅ…はッ……」
ピリッとした痛みと 大きな快感。
もうすでに自分のソレは勃起していて
先端から出る蜜が腹部を汚している。
「し、下も…触って……ください」
彼に聞こえるように 耳元で小さい声で囁く。
自分でも おかしいと思う。
年下の、しかも好きな男の前で
こんなに乱れてしまうなんて。
でもこれは 夢だから。
どんなに彼に醜態を晒そうと 現実とは関係ない。
だから全部委ねてしまえばいい。
「…シタってここ?」
ズブリと濡れた音を立てながら
彼の指が中に這入ってくる。
一度だけソコをこじ開けられたことはあった。
しかしかなり昔のことなので 少しの痛み伴った。
「ッぁ…い、いた…ッ……はッ…ぁ」
ゆっくりと動かされる度、再び快感が押し寄せる。
それは小さな波のように繰り返され
イケないもどかしさから勝手に腰が動く。
そして完勃しているソレをそっと触ろうとする。
「だめですよ、佐伯さん」
カチャリという音と同時に 僕の手は動かせなくなった。
一瞬何が起きたのかわからなかったが
状況はすぐに把握できた。
「や…はずしてくれッ……これ、やだ…ぁ」
彼は ファーのついた手錠を僕の手につけた。
その繋がっている部分を頭の上で押さえつけられ
もちろん手は動かせない。
「いやです、外しません」
顔の近くで微笑まれては 抵抗することもできない。
彼の笑顔には ひどく弱いようだ。
「ぅ…あ、はぅ…んッ…んん…」
抽挿を再開した彼の指は
さっきよりも深いところを目指している。
気持ちいい部分を指が撫でる度 情けない声が出た。
「ぁあ!!…ん、ふぅ…ぁ、あ!!」
ゆるゆるとした刺激に 頭がおかしくなりそうだった。
彼の指はいつの間にか2本に増えていて
ぐちゃぐちゃと卑猥な音が聞こえる。
耳を塞ぎたくなるような恥ずかしい音は
絶え間なく聞こえてくる。
「ッあ、も…もっと、グリグリって…して……」
目に涙が滲んでくる。
自分でも、自分がこんなに淫らだと思わなかった。
…確かに マゾは自覚していたけど。
「ひッ!!! あぅ、ぁ…あ!! んッ…ぁぁ!!」
突然、長くて細い 彼の指が
僕の中を支配する。
一生懸命に声を上げまいと我慢しても
それは結局無駄だった。
「…イキたいならイキなよ、ほら」
彼はそう言って 中を刺激しながら僕の耳を噛んだ。
僕は初めて、後ろだけで果てた。
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