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指輪の秘密
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「佐伯さん、お疲れ様です」
みんなが帰り 静まった社内には夕日に照らされ2人の影が伸びる。
「あぁ、お疲れ」
今の僕の気分は最高だ。
好きな男に飲みに誘われれば
それは嬉しいに決まっている。
もちろん、あの日のような展開を
期待していないわけではない。
いっそもう一度 酔っ払ってしまおうか。
そんなことを考える自分もいた。
「じゃあ、行こうか」
そう言って立ち上がると
急に彼は僕を壁へ追い詰めていく。
「え、ちょ…んッ」
ペロッと舐められた唇が一瞬で熱くなるのがわかる。
彼の顔をうかがうように見ると
悪戯な微笑みを浮かべていた。
「あ…相沢…、ッん…ふ」
彼の熱い舌が僕の舌を絡めとる。
社内には濡れた音が響いて 興奮を誘った。
「…ここでしますか」
耳に熱い吐息がかかり 一気に体温が上昇したみたいだった。
「で、でも…」
うろたえていると 彼はすでに張り詰めている僕の股間をそっと撫でた。
「ッ…ぁ、はぅ…」
キスぐらいでこんなになるなんて
まるで中学生だ。
自分に幻滅しつつも 僕のそれは熱を増すばかりだった。
「服、汚れちゃいますね」
いつもと変わらない 淡々とした声が聞こえる。
やっぱり彼の声は好きだ。
低く優しい 安心する声。
そんなことを考えていると いつの間にか
ズボンも下着も足元に落ちていた。
「…誰か来たら、ぁん…ッ」
彼はそっと僕のそれを撫で 指で裏側をツッとなぞる。
「平気です、鍵締めましたし」
「そ…そういう問題じゃ…ぁ、」
いやならやめますけど と、冷静に返事をされたので
抵抗するのはやめた。
こんな状態で放置されたら辛いにも程がある。
「でも声 出しちゃダメですよ」
そう彼に言われ 仕方なく自分の指を咥える。
「ッ…ひ! ぁ、な…なに…」
その時 ひやりとしたものが
僕のペニスにはめられた。
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