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夏風邪と欲求
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「佐伯さん…ッ、もう…出すよ?」
佐伯さんのモノを足で弄びながら
佐伯さんの頭を激しく揺すった。
俺の中にはただ 怒りだけが満ちていた。
あの男、誰なの?
どういう関係だったの?
もしかしてあいつと寝たの?
嫉妬している自分に自己嫌悪する。
佐伯さんを独り占めしたい。
誰にも触れさせないで、誰も見ないで。
俺だけに溺れていればいい。
「ッ…ぅ、はッ…はぁ…」
佐伯さんの口の中で俺は果てた。
それと同時に 佐伯さんも果てていた。
「ん…ッん…んく…ッ」
口の中に吐き出されたものを
佐伯さんは飲んでしまったらしい。
口の周りに付いた零れた精液を指で掬うと
佐伯さんは愛おしそうに俺の指を舐めた。
すると突然佐伯さんはヘナヘナと座り込んだ。
佐伯さんの頬はいつにも増して赤い。
玄関には佐伯さんの熱っぽい吐息が
絶えず響いている。
「佐伯さん?」
明らかに何かおかしい。
そんな風に気づいた時には もう遅かった。
「佐伯さん、佐伯さん!?」
腰に手を回すとぐったりとして
そっと俺に倒れ込んでくる佐伯さん。
額に手を当てると やっぱり熱かった。
俺はすぐに佐伯さんをベッドに運んだ。
「あ…いざわ…、ごめん…」
佐伯さんはそう言って 眠りに落ちた。
「佐伯さん…」
佐伯さんの眼鏡を外し
頭をそっと撫でて 優しく口づけをする。
「ごめんなさい」
眠る佐伯さんの顔を見れば自然と思い出される。
涙を浮かべながら 必死に俺のを咥える佐伯さん。
苦しそうに眉をひそめながら 舌を伸ばして。
俺にアソコを踏まれながら
気持ちよさそうによがって。
もっといじめたい。
もっと可愛い声で鳴いて。
もっと俺を煽って。
もっとぐちゃぐちゃになって。
もっと…俺を好きになって。
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