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思い出と距離
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「…んッ…ぁ……ぁッ」
ローションで濡らした指で後ろの蕾を解していく。
相沢がココを解したのは たった一度だけだった。
そう、初めて相沢と“そう”なった日のこと。
「あッ…んぅ……ふ…ぁ…」
相沢の指を思い出しながら 中をかき混ぜる。
ローションのせいか
ぐちゃぐちゃと粘着質な音が響いている。
頭に反響するその音は ひどく僕を興奮させた。
「…ぁ…あ…いざわ…、あぁぁ…!!」
指を奥へ進めていけば
自然と自分のイイところへ当たる。
相沢の匂い、少し暑い部屋、濡れた音。
全てが僕の思考を犯していた。
“佐伯さん…乳首は弄らないの?”
妄想の中で 相沢はいつもの笑みを浮かべる。
「ぁ…ッ…んん!! ……ぅあッ…」
もう片方の手で 乳首をつねる。
痛くて 視界がぼやける。
だけどそれは すぐに快感に変わっていく。
“ほら…腰上げて。コレ、使って見せて?”
うまく力の入らない足で 必死に腰を上げ、
そばにあるディルドを手にする。
リアルで少しグロテスクだけど 入れてしまえば関係ない。
「ッ…ぅ……ぁあッ…、はッ…はぅ…」
十分に慣らしても やっぱり少し痛みを伴った。
それでも構わず奥へと突き立てる。
「ッ…ぅ…あぁ!! ……ぁ…んぅ…」
もう痛いのか 気持ちいいのかよくわからなかった。
ローションのせいで少しひんやりしていた
ディルドは、段々僕の体温に馴染んでいく。
“もっと奥まで入れてごらん?”
相沢はさらに僕を煽っておかしくさせる。
異物感と広げられる感覚。
「んッ…んんん!! …はぁ……ぁッ」
声をこらえようと 枕に顔をうずめ、
快感に溺れていく。
そして僕のペニスは一度も触っていないのに
いつの間にか完勃していた。
相沢。
こんな僕をどうか、見捨てないでくれ。
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