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鏡の中の
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「ぅ…ッ…、う゛ぅ……」
両目からポロポロと涙を溢れさせ、
俯いてしまう佐伯さん。
全ての欲を出しきった彼のソレは
すでに萎えきっていた。
「……佐伯さん…」
一旦 自分のモノを抜き、
佐伯さんにそっとキスをする。
口内に舌を忍ばせれば 彼は甘い吐息を零した。
「…ん…ふッ…ぅ、…んぅ…」
頭を手で抑え 深く唇を重ねると、
佐伯さんも必死に舌を伸ばして 応えてくれる。
そんなことで 嬉しくなっている自分もいる。
いつの間にか、
この得体の知れない感情は大きくなっていた。
「…嫌いになんて、なりませんよ」
小さく呟いた言葉が 彼に届いたのかはわからない。
だけど、その言葉は本心だった。
嫌いになんてなるわけがない。
あんなに乱れた姿を見せて、俺を欲しがって。
そんなあなたを、嫌いになったりしない。
俺だけに見せる笑顔も、
照れた時 首まで真っ赤になることも、
痛いのが好きなことも、
淫らな姿も、
全部 俺だけに見せて。
他の奴には 触れさせないで。
いっそのこと、縛って 監禁して。
あなたがどこにも行けないようにしたい。
「お風呂、入りましょうか」
こんな感情を
“恋”
とも
“愛”
とも
呼べるわけないだろ?
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