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優しさと甘え
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「これ、着替えです」
何かを思い出したように部屋から出て行った
相沢の手には、Tシャツとスウェット。
重い腰を持ち上げると、掛かっていた布団が落ち
自分の素肌が露になる。
すると 胸に膨らみがあるわけではないのに
恥ずかしくなってしまう自分がいた。
「…ありがとう」
着替えを受け取り Tシャツに腕を通すと、
意外と大きいことに気がついた。
身長は5cm程しか変わらないのに、
ダボッとしてしまうのは肩幅が狭いからだろうか。
「ちょっと大きかったですか?」
一応 首を振ったけれど、やっぱり大きい。
襟が詰まっていないそのTシャツは
油断すると片方の肩が出てきてしまう。
肩幅が狭いうえに撫で肩なので 、余計にだ。
まぁ、だからと言って
何かが変わるわけでもないのだが。
「立てます?」
「ん…」
小さく頷いて 立ち上がると、
彼のTシャツが僕の秘部を隠していた。
見え隠れするソレが、普通に裸になるよりも
いやらしく見える。
相沢の目にも、いやらしい自分が写っていて
少しでも欲情してくれているだろうか。
相沢が気に入るのなら どんなことだってしたい。
嫌われるのだけは嫌なんだ。
「なんならこのまま過ごしますか?」
どうやらこの姿は彼も気に入ったようだ。
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